今日の更新は、えりた『地元で広告代理店の営業女子はじめました』です。
あらすじ・概要
求人広告ペーパーの営業として採用された著者。慣れない飛び込み営業やテレフォンアポイントに四苦八苦し、顧客とうまく話せずに悩む。周りからアドバイスを受けながら、著者は徐々に営業の技術をものにしていく。
見出し
私も企業で働いているけれど、他の部署が何をやっているかは全然わからないので、こういう「営業」だけをテーマにしたお仕事エッセイは新鮮でした。
「営業ってこういう流れでするんだ!」ということがわかりやすく書かれていて参考になりました。
人間相手の仕事だからこそ、ハードな営業。断られるのもしょっちゅうだし、広告の効果が出ず叱られることも。その度に落ち込みつつも、具体的なアイデアで現状を打開していく著者はかっこよかったです。
営業は、ただセールスするだけではなく、相手の利益と自分の利益を両立させる仕事なんですね。その利益のすり合わせをするために会いに行き、打ち合わせをするんでしょうね。
営業ならではの苦労も多く書かれていて、担当者が決まっていないばかりに複数の人から訂正依頼が来たり、役職者が多くて顔を覚えられなかったり……自分が営業の方と接する際には気を付けようと思いました。
『地元で広告代理店の営業女子はじめました』まとめ
自分のまったく知らない世界の話で好奇心を満たされました。面白かった!
営業サラリーマンの生態が知りたい人にはおすすめです。