ブックワームのひとりごと

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水族館で働く女性の毎日―日高トモキチ『水族館で働くことになりました』

水族館で働くことになりました (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

 

あらすじ・概要

水族館の飼育員にあこがれ、スカイツリーのふもとにある「すみだ水族館」で働くことになったマユミ。餌やりや掃除、お客さんとの会話など、水族館の仕事ではやるべきことがいっぱい。マユミは飼育員として一人前になれるのか。水族館への取材をもとにしたフィクション。

 

夢がないペンギンの浮気事情

面白かったのは夜勤のシーン。

水族館に夜勤があるのは知っていたけれど、どんな形で行われているのかは知らなかったので参考になりました。

宿直のシフトはひと月に1~2回

海獣チームと魚類チームが交代で毎日ひとりずつ泊まりで番をします

(P100)

遅番の職員が帰ってから、早番の職員が来るまで一晩で二回見回りをする、単純な夜勤です。もっと複雑なものなのかと思っていたので意外でした。

近所に銭湯があって夜勤の合間に行くというのが下町らしいですね。

 

換羽期間中のペンギンの話も興味深かったです。

換羽中でいらいらしているペンギンはブリーディングルームに連れてこられます。そうすると、カップルの相手がいるペンギンは、

「相手がいないのをいいことに浮気したりするんだよこいつら!」

(P84)

夢がなさすぎて笑いました。

でもペンギンはどうして自分が隔離されているかわからないのだろうし、違った環境では違った相手を見つけるのは当たり前かもしれません。

 

 『水族館で働くことになりました』まとめ

情報量はそれほど多くなかったですが、それでも水族館の仕事の手順や仕組みを知れてよかったです。

夢のない部分も多かったですが、そこも面白かったです。

水族館で働くことになりました (コミックエッセイ)

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