今日の更新は、那識あきら『リケジョの法則 数字では割り切れない2人の関係』
あらすじ・概要
神戸の造船所に務める川村理奈。彼女は大手会社との共同開発をきっかけに、高校時代の同級生、高嶋と再会する。理奈はかつて、彼にあるジンクスを与えられていた。仕事をする中で高嶋のことが気になる理奈だったが……。
こんな職場に勤めたくない
あまりこういう言葉使いたくないんですが、一言で言うと「生理的に無理」でした。
何が無理って職場環境なんですよね。みんなすっげー恋愛の話をする。さほど親しくない人相手でも平気で同僚の噂をする。この距離感のなさ、無理!
いやわかる、こういう職場があるのはわかるよ、でも私はこういうのが嫌だから人と付き合うのが苦手なんだよな、と再確認させられる作品でした。
しかも主人公が頼んでもいないし明確に恋愛感情があるわけでもないのに、仲を取り持とうとしてくる同僚がマジで気持ち悪いです。しかも一人じゃないし。
◎ここからネタバレ◎
最終的には女性差別の話になったんですけれども、前述のように日常パートで恋愛の話ばっかりしているせいであまり「そうだそうだ!」とはならなかったですね。
恋愛要素のオチに関しても「直接話せや!」で終わり。一応直接言いにくい理由はあるにはあるんですけれど、それに長々付き合わされるのはつらかったです。
というか今回はまともにストーリーの評価ができる気がしないですね。無理な要素に目を曇らされています。職場で恋愛トークをし、あれこれ勝手な噂をされることが平気な人には面白いのかもしれません。