ブックワームのひとりごと

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佐々木智広『ゲームシナリオの書き方 第2版 基礎から学ぶキャラクター・構成・テキストの秘訣』

ゲームシナリオの書き方 第2版 基礎から学ぶキャラクター・構成・テキストの秘訣

今日の更新は、佐々木智広『ゲームシナリオの書き方 第2版 基礎から学ぶキャラクター・構成・テキストの秘訣』です。タイトル長いわ!

 

あらすじ・概要

ゲームシナリオを書きたい! と思ったものの、どう書けばいいのだろう? 実際にゲームシナリオの仕事をしている著者が、初歩の初歩から解説する。キャラクターの作り方、プロットの立て方、細部の演出や会話表現などを紹介。

 

初歩的な本なのでもともと文章を書いている人には簡単すぎるかも

かなり初歩的な部分から書かれているので、これから物語を書いてみたい人、もしくは物語の初歩をおさらいしたい人向けだと思います。

もともと小説やシナリオを書いている人間には簡単すぎるかも。

私も趣味で長年小説を書いているので「まあそうだろうなー」という部分が多かったですが、改めて言語化されるとなるほどと思う部分が多く、参考にはなりました。

 

選択肢や戦闘があるからこそのゲームシナリオ特有の「分岐」についても触れられていて、小説しか書いたことのない人間には興味深かったです。分岐の作り方、タイミングにもこだわりが込められていることがわかりました。

 

ただ話をわかりやすくするためにテンプレ的、ステレオタイプ的なキャラクターやシュチュエーションを題材としており、読み物としてはあまり楽しくない部分もありました。

そもそも昨今では妹キャラはこう、敵キャラはこう、という固定的なイメージのエンタメは流行らない気がします。テンプレをやるとしても相当キャラクターや設定を作りこまないと受け入れられない印象があります。

 読み手としては使えそうな部分だけ拾っていけばいいのでしょうけどね。