ブックワームのひとりごと

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乳幼児の母が自分を取り戻していく―ふるえるとり『母ちゃんだってほめられたい』

母ちゃんだってほめられたい。

 

あらすじ・概要

著者は出産したことを機に、趣味から離れていた。離乳食を食べないことや、イヤイヤ期に悩まされながらも、子どもを育てる楽しさ、いとおしさを感じていた。著者は娘が昼寝をした時間に刺繍に挑戦し、再び自分の趣味に向き合うことになる。

 

幼児の描写がめっちゃかわいい

Kindle Unlimitedで読了。

ちょっとこの作品の趣旨とは違うかもしれないんですが、世の中の幼児を育てる作品のの幼児になんだか違和感を感じていて、この本でリアル幼児の感覚をつかめそうでよかったです。

思った以上に小さい子ってわけわかんないこと言うんですね。成長するとまた違ってくるのだろうけど。

この作品の我が子の描写は本当にかわいくてほっこりします。愛があふれている。友人の子と遊ばせてもらったときも思ったけれど、小さい子って独特の面白さがあるんですよね……大人には出せない面白さ。

 

ニコニコできる内容もあるけれど楽しいことばかりではなく、著者はネガティブでいろいろ考えすぎるたちです。でもネガティブに陥りすぎないように、アウトプットすることで自らを癒してきたのだろう、と読んでいて感じます。

子どもの昼寝時間にやりたかった趣味を再開したり、漫画を読んだり、少しずつ自分らしい行動に立ち返っていくところは、見ている方としてもほっとしました。

 

しかし親が鳥のキャラクターで、子どもが人間の姿にデザインされているのがどこか笑えますね。コミックエッセイなのにちょっと非現実感があります。そういうファンタジーっぽいところもこの作品のユーモアかもしれません。

母ちゃんだってほめられたい。 (中経☆コミックス)