ブックワームのひとりごと

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絵描きがNZへワーホリに行き、他人と共同生活しながら海外を楽しむ―はしゃ『ニュージーランドではしゃぐ』

ニュージーランドではしゃぐ。

 

あらすじ・概要

漫画家でありイラストレーターである著者は、フィリピンでの語学留学を終え、次はニュージーランド(以下NZ)でのワーキングホリデーを目指す。NZでは「フラット」と呼ばれるシェアハウスのようなもので共同生活を送り、漫画やイラストの仕事をした。NZの食べ物や自然を楽しみ、フラットの住人と交流し、著者は外国生活を満喫する。

 

ワーキングホリデーで憧れの長期滞在

「ワーキングホリデー」とは、長期滞在し、アルバイトも留学や観光も楽しめる制度。

 ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザは観光、就学、就労ができる特別なビザです。どこに滞在しても、どこを旅行しても、仕事をしても、語学学校に通っても良いという素晴らしい自由度の高いビザです。

(日本ワーキング・ホリデー協会HPより)

著者は10ヶ月間NZに滞在し、学校に通ったりリモートでイラストレーターや漫画の仕事をしたり、街に繰り出してカフェを巡ったり、海で泳いだり。とにかく盛りだくさんです。

私は環境の変化に弱く、旅行で長期滞在はなかなかできないのでめちゃくちゃうらやましいですね。楽しそう。

長期滞在って旅行というより「生活」ができるからいいですよね。

 

NZの「フラット」というシェアハウスのようなシステムも新鮮で面白かったです。他人が共同生活を送るというのはシェアハウスと同じなのですが、著者のような長期滞在の旅行者も入れてくれるようです。日本のシェアハウスより気安い感じ。ルームメイトならぬフラットメイトは掲示板で募集します。

フラットには様々な人種が来るところもあれば、地元民が多いものもあり、種類はさまざま。フラットの住民同士が一緒に食事をしたり遊びに行ったりするのも楽しそうでした。

 

 あとやっぱりこの方は漫画が上手いですね。ページは盛りだくさんなほど情報量が多いんですが、ふとしたときに展開がゆっくりになり、丁寧に情景を見せてくれます。その緩急のつけ方がとても美しいです。

コミカルで親しみやすい作品でありつつ、上品なシーンもあって、それがちゃんとひとまとまりに繋がっているところが最高にかっこいい。

 

前作『フィリピンではしゃぐ』とセットで大きな価値があります。入っててよかったKindle Unlimited。これだけのためにKUに入ってもいいくらいです。

ニュージーランドではしゃぐ。

ニュージーランドではしゃぐ。

  • 作者:はしゃ
  • 発売日: 2020/05/02
  • メディア: Kindle版
 
フィリピンではしゃぐ。

フィリピンではしゃぐ。

  • 作者:はしゃ
  • 発売日: 2020/05/02
  • メディア: Kindle版