辻直美『レスキューナースが教える新型コロナ×防災マニュアル』
コロナウイルスの感染予防と防災について、やるべき行動を教えてくれる本。
身近なもの、簡単な行動でコロナウイルス対策をする方法を教えてくれます。
ただ防災要素はそこまで多くないので、それ目当てに読むとがっかりするかもしれません。
竹内弘樹監修『マンガでまるっとわかる! 投資信託の教科書 カラー版』
投資信託についての基礎知識を漫画と図、文章で説明する本。
漫画でわかると言いつつ、図と文章のほうが多いので漫画を期待すると肩透かしを食らうかもしれません。
文章量が少ないのに結構難しくて、私はこの手のジャンルの本が苦手なんだなあと再確認。
しかしインデックス型投資のしくみと、500円から積み立てられる投資信託があるということはわかりました。
投資の本だけれど投資を煽ったりせず、よくある失敗談などつまずきやすい部分も書いてくれたのが良心的でした。
島田虎之介『ロボ・サピエンス前史』
人とロボットがともに暮らす未来、ロボットたちのたどった運命を描くロボット群像劇。
あえて説明していない部分が多く、感想が書きにくい漫画です。読者の解釈力を信じているタイプの作品ですね。
でも人間の縛りから逃れて自分たちで活路を切り開くロボットたちの決断は面白かったです。
心理描写が少なく淡々としているため独特の雰囲気があり、海外の漫画っぽさもありました。
低橋『旅のオチが見つからない おひとりさまのズタボロ世界一周!』
世界一周を目指す旅エッセイ。
世界一周と言うと志が高そうに見えるんですが、内容は結構ぐだぐだで場当たり的。そこが逆に面白かったです。
計画ミスで行きたいところに行けなかったり、突然自転車旅を志したり。それでも結果的には旅を楽しむ著者のたくましさがうらやましいです。
個人的には南米を自転車で旅する部分が一番面白かったです。本当によく走破できましたね。あんな雑な装備だったのに……。
ファミリーヒストリー 福山雅治~長崎に生きて 亡き父の思い~
ファミリーヒストリー福山雅治回。
ファミリーヒストリーはすごい家系の話題も多いんですが、この回はわりと一般人っぽい一族の話でした。
父、明さんのエピソードにほっこりします。