中断したりなまけたりしつつも少しずつ絵の練習をしています。
今回はAndroidタブレットで絵を描いてみたメリットとデメリットをまとめてみました。
絵を描くタブレットとして第一選択肢なのはiPadなのはわかっているんですが、GoogleとWindowsの権力圏で生きてきた人間には手が出しづらいんですよね。
Androidタブレットで絵が描けるかというと……結論から言うと描けます。でも趣味でだらだら描くくらいの人以外にはすすめないかな。
ちなみに作業環境についてはこちらの記事にまとめました。
メリット
画面に直接描き込める
板タブってどうしても手元と表示される画面が分かれているので、慣れるのに時間がかかるんですよね。タブレットのように画面と描写する面が一緒だと、描くのに慣れやすかったです。
どんな体勢でも描ける
タブレットだと寝転んでも座っても何なら立ったままでも描けます。これは地味にすごい。
パソコンと板タブで描こうと思うとどうしても座って描かなければならず、座るのに疲れたら作業も中断することになります。
タブレットなら座るのに疲れたら立ち、立つのに疲れたら座り……ということが簡単にできます。
同じデバイスで資料を探せる
例えばアナログで絵を描くとき、資料が欲しいと思ったらパソコンやスマホを用意してポーズ集などを検索しなければいけませんが、タブレットだと今描いているデバイスで探せます。
何だったらポーズ集の電子書籍をダウンロードしてスクショしてトレースできます。
まあ結局二画面ないと困ることもあるので、パソコンで資料見ながらタブレットで描くこともあるんですけどね。
クラウドアプリでスマホと連携してスマホで撮った写真をトレースできる
スマホで撮った写真をクラウドアプリにアップロード→タブレットでダウンロードしてトレースできます。
これは実質パソコンでもできることなんですが、スマホとタブレットの連携の方が素早く感覚的にできる気がします。
Androidスマホと同じ感覚で使える
たまにiPhone使っている親にスマホの使い方を教えようとすると、操作が違いすぎてにっちもさっちも行かないことがあります。iPad買ったら確実に操作に混乱するだろうなと思って二の足を踏みました。
やっぱりAndroid同士だと操作が同じなので扱いやすい。
デメリット
動作が重い(2万円くらいの端末の場合)
正直なところあまり動作はよくないです。複数のアプリを開いているとメディバンペイントがすぐ落ちるし、大きなサイズで描こうとするといきなりフリーズしたりします。
この辺りは、話を聞いた電気屋の店員によると「値段が反映する」らしいので、気になる人は高価格帯のタブレット買うか、潔くiPad使った方がいいかもしれません。iPadは本当に軽快らしいから。
デフォルトでは筆圧感知が使えない
正確には、Androidタブレットで使える筆圧感知タッチペンもあるらしいです。私は買っていませんが。
しかし私はどうも筆圧というものを使いこなせず、なぞり直して線に強弱をつけているので、あまりデメリットではないです。
画面が小さい
やっぱりパソコンよりは画面が小さいですね。見づらい。
ただ、私はクロームキャストを持っているのでやろうと思えばテレビに画面を繋げられます。
大きく見たいときは使ってみようかな。
以上です。繰り返しますけど、マジで絵が描きたい人にはおすすめしないです。タブレット端末が欲しくて、ついでに絵でも描こうかなくらいの人ならありだと思います。
参考になりましたら幸いです。