ブックワームのひとりごと

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アトランティス王家の血を引く男が真の王になるまで―『アクアマン』

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アクアマン(吹替版)

 

あらすじ・概要

アトランティス人の王族と人間の間に生まれた男、アーサーは、人助けをして暮らしていた。しかし海の世界と人間の世界の戦争が始まろうとしており、アーサーはその騒動に巻き込まれる。アーサーは戦争を止めるため、伝説のアイテムを探して旅をするが……。

 

男に都合のいい話だが笑いながら見られる

今日日珍しいくらいの男に都合のいい話ですね。

味方の女性はみんなアーサーのことが好きだし、倒すべき敵は悪辣だし、伝説の武器を手に入れたらすぐ周囲が主人公に従います。

ただそういう都合の良さをげらげら笑いながら見られる作品でもありました。

本当に都合のいい話だけど、説教臭さはあまりないんですよね。徹底して「気持ちいい話」のテンプレに従っていて、話を高尚にしようという意思はあまり感じません。

この話が重大なテーマを扱っていたら男に都合のいいい話であることにいらいらしたでしょうが、そういうテーマがないからげらげら「ねーよ」と思いながら見ていられます。

エンタメとしては正しい塩梅の作品でした。

 

海中世界のCGは面白かったです。戦争シーンでは海洋生物がばったばったと死ぬのでちょっとかわいそうになりましたが……。生物兵器ですよこんなの。

あと親子二代にわたるNTRなので笑ってしまいました。こんな寝取られ重ねられることあります? 寝取られる側にちょっと同情しました。

 

映画館で見ていたらうーんとなったでしょうが、暇つぶしに見るくらいならちょうどよかったです。

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