ブックワームのひとりごと

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少年がマンションの管理人からクンフーを学んで大会で勝つ―『ベスト・キッド』(2010年版)

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ベスト・キッド (吹替版)

 

あらすじ・概要

親の転勤で中国に引っ越してきたドレは、周りの環境になじめず、地元のクンフー少年たちにもいじめられる始末。ある日いじめられているところをマンションの管理人ハンに助けられ、彼がクンフーの達人であることを知る。クンフー少年と大会で対決することになったドレは、ハンとクンフーの修行を始める。

 

わかりやすい話でさくさく見られる

ものすごくわかりやすく言うと「少年漫画の修行シーンを抜き出したような映画」です。こういうのいつかのジャンプで見た! という気持ちでいっぱい。

ちょっと謎めいた感じの師匠が助けてくれるとか、最初は何の意味があるのかわからない修行をさせられるとか、修行が終わった後は周りを圧倒するところとか、既視感がすごい。

それでいてこの話はちゃんと面白いです。こんな単純な筋の映画でも、面白いって思えるんですね……びっくりです。

話がさくさく進むし、アクションシーンとドラマパートの配分が心地いいです。

 

ただ、いろんな意味で価値観が古臭く、今作ろうと思っても作れない映画でしょう。

悪役の描き方がとてもステレオタイプだし、勧善懲悪的なストーリーも今時ではありません。

というかこの映画にはオリジナルがあり、そちらでは「空手」の話なんですね(調べた)。そりゃ話がいろいろ変わってくるかも。

オリジナルの内容も見てみたいですね。

ベスト・キッド (吹替版)

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ベスト・キッド (字幕版)

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