ブックワームのひとりごと

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浅草好きの著者が浅草の店を巡っておいしさを取材―上野うね『浅草うねうね食べある記』

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浅草うねうね食べある記 おみやげ編 (ぶんか社コミックス)

 

あらすじ・概要

浅草にほど近い場所で暮らしている著者夫婦。趣味は浅草を散歩すること。浅草を巡る上で出会った店を取材し、店の由来やこだわりを聞きながらおいしいものに舌鼓を打つ。浅草に行きたくなるコミックエッセイ。

 

しっかり取材されたコミックエッセイ

KindleUnlimitedでシリーズ全部読めました。

書いてある内容自体は変わったものではないですが、取材がしっかりしており、情報量も多いので読みごたえがあります。本当に浅草が好きで描いているんだろうなということが伝わってきます。

食べ物の味だけではなく、取材中の店主とのコミュニケーションが描かれているのはいいですね。

 

大衆文化編では浅草で行われているショービジネスが紹介されており、こういう古い大衆文化に興味があるので面白かったです。

お笑いや落語、大衆演劇、プロレスなど、俗っぽくて懐かしい、それでいて新鮮な話題でした。

ストリップもかなり気になりますね。

 

東京をテーマにしたコミックエッセイの中ではかなり楽しめました。面白かった。