あらすじ・概要
クリスティーンが結婚することになり、結婚式に出席したスティーヴン・ストレンジ。しかしその結婚式の途中で謎のクリーチャーが現れ、ドクター・ストレンジとして応戦することになる。クリーチャーから助け出したのはアメリカという少女で、マルチバースを旅する力を持っていた。
クリスティーンかわいそうだけど映画としては楽しめた
面白かったんですけど、それ以上に「クリスティーンかわいそう……」という気持ちが多かったです。同性なのでついクリスティーンの肩を持ってしまいますね。いくらスティーヴンが不器用で尽くし下手な男という設定だからって迷惑かけすぎだと思います。あまりにもクリスティーンへの幸せのリターンがない!
クリスティーンだってスティーヴンのことを憎からず思ってるのはわかってるんですけどあんまりすぎます。彼女に甘えすぎ。反省してください。
恋愛的には女性がかわいそうすぎるだろうという感じだったんですけど、映画自体は楽しめました。高度なCGで繰り広げられる魔術バトルはやっぱり映画館で見た方が楽しいです。アメリカが旅するマルチバースの世界の不思議さもよかったです。
マルチバースなのでなんぼでもドクター・ストレンジのIFを書いてもいいだろ! という風にいろいろなドクター・ストレンジが見られるのも魅力的でした。ここまでいろいろやってると二次創作で何でも書いていい気がしてきますね……。
ところでアメリカの親は女性カップルなのか、それとも女性がふたりで子育てする文化のある土地なのか、どっちなんでしょうね。まあ、どちらでもいいといえばいいんですけど。原作を知っている人にはわかるんでしょうか?