ブックワームのひとりごと

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【間違っててもやろうという申請の仕方】とこり『確定申告アレルギーの漫画家・イラストレーターに捧ぐ 簿記1級経理実務経験5年の漫画家がやってる確定申告のアレコレ』

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確定申告アレルギーの漫画家・イラストレーターに捧ぐ 簿記1級経理実務経験5年の漫画家がやってる確定申告のアレコレ(1)

 

あらすじ・概要

確定申告が苦手だったが、簿記を学ぶなどして確定申告について知った著者。確定申告初心者のために、納税のしくみ、確定申告のためにまずやるべきことを解説する。「経費」とは何か、どうやって控除を受ければいいのか……。

 

よくわからなくてもやろう

副業で稼ぐほどではないのですが、同人誌が思ったより売り上げがあったり、他人の手伝いをしてお小遣いをもらったりということが増えてきたので読んでみました。

結論から言うと「よくわからないから……」と後回しにせずとにかくやれという本でした。失敗してもいい、間違っていてもいいという主張に安心します。

 

「何はともあれ店に行ったら必ずレシートをもらえ」というアドバイスも具体的でよかったです。レシートってつい捨てがちですからね。

ごみ箱に捨てる前に内容を確認しないと。

 

著者は「漫画家はたいていのものは経費で落とせる」と書いていますが、前に税理士の人が「無理やり経費として落とそうとするな」と言っていた気がします。あとから怒られるのは大変なので、経費だと自信をもって言えるものだけ申請した方がよさそうです。

 

著者の言っている通りこれが確定申告の全てというわけではないでしょうが、参考にはなりました。

とはいえ私の趣味活動による収入はちゃんと経費を計算してみると赤字になりそうですが……。(アプリのサブスク代や資料代が地味にかかる)