ブックワームのひとりごと

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『NOと言えなかった私』武嶌波 コミックエッセイの森 感想

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NOと言えなかった私 (コミックエッセイの森)

 

あらすじ・概要

著者はNOと言うのが苦手。わがままを言う子どもについ流されたり、夫に「してほしい」「してほしくない」を言えなかったり、そんな自分に嫌気がさしている。著者がNOと言えなくなったのは成育歴に問題があった。著者は少しずつ、NOと言える練習を積んでいく。

 

NOと言えない女性の自立が面白い

NOと言えずに、回避的、事なかれ主義的に生きてきた女性がNOを言えるようになるまでを描きます。

 

 

NOを言う練習として、スタンプカードが出て来ます。著者はセールスを断ると、自分のスタンプカードにスタンプを押していきます。スタンプがたまると、ご褒美をもらえるシステムです。

スタンプカードのやり方が上手くいった著者は、子どもにも成功報酬が発生する遊びをやります。遊びを通してできることを増やしていくところは面白かったです。

 

精神的に自立を求めた夫と離婚したいと言いますが、決定は先延ばしに。しかし、夫は言われて危機感を持ったのか、家事に協力的になります。

喜ぶのではなく、「こんなの家庭の主導権を争っているのと変わらない」と思ってしまう著者が興味深かったです。

NOと言えるようになる次のステップは、人と交渉したり話し合ったりするスキルを身に着けることなのかもしれません。

 

著者がこれからどうなるかはわかりませんが、別れるにしても建設的な別れができることを願っています。

 

 

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