ブックワームのひとりごと

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『宿坊さんぽ』上大岡トメ+ふくもの隊 KADOKAWA 感想

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宿坊さんぽ

 

あらすじ・概要

寺院に付随している宿泊施設、宿坊。そこでは一般の人向けに修行の体験が行われている。著者は日本のいろいろな宿坊をめぐり、そこでしか味わえない経験をする。精進料理を食べたり、修行したり、座禅を組んだり……日本の仏教文化を学べる宿坊を語る漫画。

 

日本の仏教文化を知るための宿泊旅

宿坊とは、寺院に付随している宿泊施設のこと。

行ったことがないところばかりなので面白かったです。

俗世間を離れ、聖なる場所で心を癒す。旅行とやることも異なります。掃除をしたり、瞑想をしたり、写経をしたり。

独特ですが、それゆえに一度やってみたいと思います。こうして静かな場所で自分を振り返るのは良さそうです。

 

新鮮だったのは外国人客が多いこと。

わかりやすく和風の場所だから人気があるんでしょうね。街中では仏教文化をゆっくり感じることもないし。日本は都会はあまり日本っぽい情景がないですからね……。

ただお坊さんがビールをつぐのは、それは信仰の場所としてどうなんだという疑問もありました。いいんですかそれは。

 

宿坊にもハードなものから軽いものまであって、「できるだけ音を立ててはならない」というルールがあるところもあります。だけど修行しているお坊さんよりはゆるいルールのようです。お坊さんは大変ですね、

たくあんを噛むのにも気を遣うのには笑いました。

 

旅行記としてはなかなか見ることのないネタばかりで、題材が面白かったです。一度くらい行ってみたいですが、きまりが厳しいところはきついかもしれません。

 

 

 

 

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