ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

『中国秘境紀行 大陸の果てまでいっチャイナ!』日野トミー コミックエッセイの森 感想

このブログには広告・アフィリエイトのリンクが含まれます。

中国秘境紀行―大陸の果てまでいっチャイナ!― (コミックエッセイの森)

 

あらすじ・概要

中国で働いたことをきっかけに中国に興味を持つようになった著者。そんな著者は中国人の友人とともに中国人の奥地へ向かう、雄大な自然と、多種多様な少数民族の文化を楽しむ。また、中国のパワフルで面白い人々にも圧倒される。

 

中国奥地の豊かな観光資源と、中国の少数民族政策の問題

中国人の友人と共に、中国の奥地を観光する漫画です。中国の自然はスケールが大きいです。山も谷も川も日本のものより大きいです。日本の自然ってよくも悪くもこじんまりしているので、これは中国でしか見れないものですね。

町を歩くと民族衣装を着た人々が歩いているのは面白いです。観光客のためもあるのかもしれないですが。

何気なくふらっと入った店がすごくよかったり、逆に外れを引いたり……という予想外なノリも楽しかったです。他人の失敗を笑い話の範囲で読むのは好きです。

 

作中でバブリーな中国を垣間見れたのが面白かったです。景気のいい日本みたいですね。

すごく派手な結婚式のくだりはめちゃくちゃ楽しかったですね。でも、世間体や建前ではなく、本気でこういう結婚式を楽しめるのであればいいと思います。

金の問題だけではなくて、「西安のために何ができるか考えている」という人も出てきます。こういう人が報われる社会であってほしいです。

 

 

個性豊かな人々と、美しい自然に心奪われます。

一方で。中国政府はチベットをはじめとする少数派たちに弾圧を加えている事実があります。

著者も、その矛盾について葛藤を覚えます。

対等ではないのに、観光資源として利用するなんて皮肉です。

中国の文化を旅行者が気兼ねなく楽しむためにも、中国政府は過去を清算し、公平な社会を目指してほしいです。今の政治体制では難しいでしょうが、どうしようもないと開き直られるのもちょっとなあ、となりますからね

 

 

なんで私が中国に!?

なんで私が中国に!?

Amazon

 

 

honkuimusi.hatenablog.com