ブックワームのひとりごと

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ノベルゲームコレクションの『機械仕掛けの嘘と夢』 感想 登場人物紹介と感じたこと

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novelgame.jp

 

あらすじ・概要

主人公はブリキの国にやってきた人間。わけのわからないままにブリキうさぎの世話を任され、ブリキの国の人々と交流する。交流から浮かび上がってきたのは、ブリキの国のいびつさだった。主人公は自分の過去も知ることになる。

 

うさぎを育てながら絡繰のキャラクターと交流するノベルゲーム

すごく面白かった! 以下、核心的なネタバレは避けていますが、雰囲気の感想は言っているのでまっさらな気持ちでプレイしたい人はブラウザバックしてください。

 

主人公ニナはブリキの国にやってきた人間。仕事としてブリキうさぎの飼育を任されます。

ちなみにこの世界では人間にも絡繰にも番号が振られており、ニナと言う名前も番号にちなんでいます。

ニナはブリキうさぎを育てながら、この国がどういう世界か学んだり、人間関係(からくりだが)を育んでいったりします。

ニナはごはんをやったり散歩をしたりしてブリキうさぎを育てます。

態度はクールで淡々としていますが、ときおり見せる人情味が魅力的です。

 

19番はニナのお目付け役。ニナを何かと気にかけてきますが、話し方がいいかけんでどこまで本気なのかわかりません。

意味深でシリアスな言葉とボンクラギャグが共存している人物です。

ブリキうさぎの散歩に付き合って能力を計ってくれるお助けキャラでもあります。

終盤に彼女の思惑が明らかになります。彼女なりの正義で動いていたのでしょうが、ある意味残酷な思想でもあると思います。

 

394番目は、ニナとブリキうさぎの食料を用意してくれる絡繰の女性です。

ニナは彼女と話すうちに特別な感情を抱くようになります。

ただひたすらかわいい~となるキャラでこんな女の子惚れてしまうに決まっている……となりました。

私はけなげな女の子が大好き。

中盤に彼女が下した結論は切なかったです。このゲームのひとつの山場です。

彼女との物語には性的なシーンも含まれています。しかし示唆されるくらいで直接描写はないので、R指定がつくほどではないと思います。

 

 

主要キャラクターはもうひとりいます。ニナより先に人間としてこの国にたどり着いた先輩です。

彼の発言はニナの今後を示唆するものです。

浮かれた調子で話しますが、その言葉の端々に彼の抱える過去の重さを感じます。ニナと彼が別れるシーンは切なさとともに苦いものを覚えました。

変人ではありますが、ブリキの国にやってきたニナを案じるひとりでもあります。

 

その他、ランダムで発生するモブの発言も、世界観にかかわるものがあるので見ておくと吉です。

 

デザインもシナリオもお洒落で楽しかったです。

切ない物語でした。面白かったです。

 

 

 

 

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