あらすじ・概要
著者は結婚三年目。ミニマリストの夫から「この食材早く使いなよ」と圧をかけられ、それを重荷に感じている。何かに入れたり、炒めたり、薫製にしたりと余り物を工夫して消費しながら、夫婦の関係を描くコミックエッセイ。
ニッチな話だけど夫婦の関係や価値観の違いが面白かった
ニッチな話でどうやって話をすが、思ったより面白かったです。ついつい残してしまう特殊な調味料や食材を消費する話です。
料理を通して夫婦の関係や、食べ物への価値観の違いがわかるのがよかったです。
ミニマリストで不要なものはすぐ食べきってしまいたい夫と、夫からのプレッシャーを受ける妻。価値観の違う誰かと食べ物を食べる面倒くささを描きながら、コミカルに仕上げています。
消費の仕方も、「もしかしたらこの料理と残り物合うんじゃないか?」という突発的なもので、そこがリアルでした。「合うかもしれないから入れてみるか」ってあるあるで共感できます。
作中で紹介されるのは料理として成功したものばかりですが、うまく行かないときもあると示唆されるのがまた笑えます。
読んでると自分も「ああ食べてないもの消費しないとな……」となってくる、そんなエッセイでした。

