ブックワームのひとりごと

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『旅のらくが記ヨーロッパ ピカソ美術館めぐり』まえだなをこ KDP 感想

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旅のらくが記ヨーロッパ: ピカソ美術館めぐり (旅のコミックエッセイ)

 

あらすじ・概要

旅好きの著者、まえだなをこはヨーロッパに旅立つ。ゲストハウスや友人の家を転々として、ヨーロッパを横断していく。目的は、ピカソ関連の美術館を巡る人、旅先で出会った人々、おいしい食べ物を紹介しながら各地でピカソの絵を見る。

 

貧乏旅行だからこそコミュニケーション力の強さが出る

ヨーロッパ貧乏旅行。しかしお金がないからこそ友達の家に泊まったり、ゲストハウスについてネタ面白かったです。

というかいくら友達の親族だからって初対面のおばあさんの家に泊まるのってなかなかないですよ。

こういうめちゃくちゃコミュニケーション力がある旅行にはあこがれます。自分ではできないからこそ特に。

このおばあさんはホロコーストを逃れて今の土地に疎開しています。その情報はさらっと出てくるだけですが、歴史を感じました。

 

旅の目的はヨーロッパ各地にあるピカソの美術館を回ること。ピカソの美術館ってこんなにあるんですね。ヨーロッパでの人気がすごい。

 

土地のチーズを食べまくったり、ベルギーでチョコレート食べたり、食の紹介も面白かったです。意外と赤裸々なコメントもあります。

日本に持ち帰るチーズを買いまくって荷物が一杯になってしまった場面には笑いました。

 

巻末にはこの旅行についてかかったお金が書いてあります。旅行における懐事情が気になる人はおすすめです。

 

 

 

 

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