あらすじ・概要
インドア派でゲームや漫画や本が好きな主人公黒山香月は、ゲーム好きの女性、四海道先輩にに連れていかれる。共同作業やキャンプ飯を通して、キャンプが好きになってきた主人公は、同時に四海道を好きになっていく。
後輩と先輩の胸キュンなやりとりが最高
かわいい~!!
高濃度の胸キュンを浴びました。
ご都合主義の面もありますが、少年少女がかわいいので細かいことは気にならなくなってきます。
インドア派の主人公黒山と、そんな主人公にキャンプの面白さを知ってほしい四海道先輩。少しだけ年上の彼女とキャンプをしながら心が近づいていきます。
主人公がかっこつけようとして失敗したり、四海道が年上らしい大人びた対応をしたり……とひとつひとつの描写にときめいてしまいます。
キャンプという共同作業を通して、お互いをわかりあっていくふたりがよかったです。
黒山がインドアだという設定も、死に設定にならずにところどころ出てきて物語を牽引していくのがよかったです。四海道先輩とゲームをやっているシーンはかわいかったです。
特に劇的な話は起こらないですが、登場人物の優しいコミュニケーションや、違う価値観を知っていく楽しさに癒されました。
妹や成人のお姉さん、教師など、登場人物はみんな仲良しなので、安心して読めました。