あらすじ・概要
男女の子どもを育て、『ママはポヨポヨザウルスがお好き』という育児エッセイを描いていた著者。子育てと漫画執筆にあけくれた過去を振り返りながら、これから親になろうとする人々にアドバイスする。子育ては予想外なことばかりで、著者は毎日子供に振り回され……。
子育てについて一段落した今思うこと
子育てについて一段落した著者が、自分の子育てを振り返りながらこれから子育てをする人たちにアドバイスをするコミックエッセイ。
故人の経験則なので、誰にでも通用するものではないよなあ……と思いますがエッセイとしては面白かったです。
子どもの進学についての悩みは、ママポよ独り立ち編を読んだ身としてはわかるなあとなってしまいました。体は大人になっても思春期の子どもは大人を振り回します。でも振り回してもいいと思っているのは信頼のあかしなのかもしれないですね。
子どもが一緒に出掛けてくれなくなった問題に関しては、うちの実家みたいな状況で笑ってしまいました。どの家庭にもあるあるなんですね。私は親と出かけなくなった側の人間ですけれど。
体罰のシーンが出てくるところは昔の価値観だなあと思ってしまいますね。現代だったらちょっとでも子どもをはたくことはしないと思います
著者の家庭がうまくいっているならツッコまないけど、読んだ人は真似しない方がいいいでしょう。
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