ブックワームのひとりごと

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『理想の父にはなれないけれど』じゃんぽ~る西 KADOKAWA 感想

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理想の父にはなれないけれど (コミックエッセイ)

 

あらすじ・概要

フランス人の妻と結婚し、2児の父として暮らしている著者。その生活を漫画にし、発信している。子育てのおもしろおかしいところや、コロナ禍で大変だったこと、きょうだい間の仲の良さなどを語る。

 

子育ての面白さと大変さと

フランス人の妻と家庭を営んでいる著者。今回はフランス要素が控えめで、子育ての喜びや悩みが主題に置かれています。

著者の作風でギャグ調になっていますが、よく考えると大変なことだなあと思う部分も多いです。特に、コロナウイルス全盛の時期の悩みには心が痛みました。

家に閉じ込められて、子どももだいぶ精神が参っていたらしく、どこかに行きたいとねだります。

外に出にくい状況で、ストレスを貯めていく子どもを見ているのはきつかったです。親もそんな子どもを見るのは嫌だったでしょう。

 

イヤイヤ期の理不尽すぎる怒りや、偏食の悩みは面白かったです。子どもと言ってもそれぞれの悩みがあり、個性があります。きょうだいで全く違うんですね。

子どもって理不尽だなあというときと、それでもかわいいと思うときがあります。雰囲気が上下しながら、笑って考えさせられる話でした。

 

 

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