ブックワームのひとりごと

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『神無月の巫女』を見た 百合の当て馬の男が大活躍するアニメ

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第九話 黄泉比良坂へ

 

あらすじ・概要

まほろばの村で平和に暮らしていた姫子と千歌音は、突然オロチとの戦闘に巻き込まれる。姫子は自分と千歌音が世界の命運を巡る巫女だということを知る。オロチでありながら世界を守る幼馴染、ソウマとともに、姫子は大きな運命に立ち向かうこととなる。

 

本当に百合の当て馬の出番が多い

百合の当て馬がすごいと聞いて見てみたんですが、本当にすごかったです。

ソウマはオロチという人間を滅ぼす側の存在でありながら、姫子への恋心から世界を守ります。

基本的に善人なので巫女たちの恋愛に嫉妬こそすれ、無理に引き離すことはしません。

最後までいいやつなのが悲しいです。

もはやここまで出番も見せ場も多いと、製作者が「自分は絶対百合の当て馬が書きたいんだよ!!」という確信がないと描けないと思います。私も百合の当て馬の男結構好きですが。

 

百合描写も最初からはっきり描かれています。自分が姫子という女性を好きであることに自覚的な千歌音と、恋愛に疎く千歌音への思いを定められない姫子。このふたりが距離を縮めていくのが面白かったです。

千歌音は文武両道何でもできるハイスペック女子であり、姫子に対しては少し強引なところがあります。女性向け漫画のイケメンみたいですね。

お色気シーンもありますが心理描写が少女漫画っぽいので、あまり気になりませんでした。

 

 

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