ブックワームのひとりごと

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『グーグーだって猫である』大島弓子 角川文庫 猫を拾い続ける著者の生活コミックエッセイ

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グーグーだって猫である1 (角川文庫)

 

あらすじ・概要

サバという猫と死別した著者は、グーグーという猫を飼うことになった。やがて著者は庭に来た子猫を拾っては里親に出し、避妊手術を受けさせ、自分の家に迎え入れる。同時にがんとの闘病など、著者自身にも生活の変化があった。著者と家猫、野良猫たちの日々を描くコミックエッセイ。

 

猫好きとしては共感するけど猫増えすぎて怖い

日記のような独白がとても多く独特なテンポの漫画です。

猫が増えたり減ったりするのとともに、著者自身の人生も少しずつ変わっていきます。がんになって闘病したり、家を買ったり。猫とともに並走していく人生が面白かったです。

コミカルだけどどこか切なさの漂う作風が心地よかったです。

 

少し昔の話なので、猫の扱いは現代の動物倫理とは異なるところもあります。現在では猫好きでも「外猫に安易にえさをやるな」ということが多いですからね。

子猫を見つけるたびに何度も拾ってしまう著者の気持ちは猫を飼っていた身としては分かりますが、どれだけ飼う気なんですか!? 飼い主が死んだらどうするんですか!? と思いながら読んでいました。まあ拾っちゃったものはしょうがないし、過去のことなので責めても意味がないんですが。

 

終盤でねずみ算式に猫が増えていくところは恐ろしかったです。猫の繁殖力はすごいです。

これ以上よくないと思った著者は野良猫を捕獲して避妊手術を受けさせます。

近所の奥さんが協力してくれたのは本当によかったです。

 

タイトルの猫であるグーグーという猫が永眠することで物語は閉じます。グーグーに始まりグーグーで終わる漫画でした。

 

 

 

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