ブックワームのひとりごと

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『理系の人々』よしたに 全6巻 中経☆コミックス 感想 エッセイから見る日本のデジタル機器の歴史

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理系の人々 (中経☆コミックス)

 

あらすじ・概要

著者はSEの仕事をしている。仕事仲間とのあれこれ、上司とのわだかまり、そして自分が出世してしまったことで生まれた部下とのやりとりなど、仕事をする上での悩みを面白おかしく紹介。スーパーサイエンススクールなどの理系ならではの取材も行うコミックエッセイ。

 

デジタル機器の歴史が懐かしい

ガラケーや初期のiPhoneなどの当時の電子機器の姿に時代の流れを感じました。電子機器は世代交代が早いからこそ、懐かしくなるのも早いですね。

電子機器がいつ出てくるかは年表を調べればわかりますが、登場したときの人々の空気感はわかりません。スマホが登場したときに「本当に必要なのか?」と言われたり、スマホゲームがなんとなくばかにされる存在だったのが今では懐かしいです。現代はスマホ持ってない人の方が珍しいですし、スマホゲームも一つのジャンルとして確立していますから。

 

私はエンジニアになったことはないんですが、仕事の悩みはいろいろな人に通じるものがあると思います。下手にたくさん働くと頼りにされ過ぎたり、後輩を教えるのが大変だったり……。その辺は文系理系も変わらないですね。

しかし著者の描く文系像が偏見に満ち溢れていて笑ってしまいました。文系ってそういうのじゃねえから!

 

占いに行ったりスーパーサイエンススクールに行ったり転職の相談をしたり、理系というコンセプトに従った取材会も面白かったです。高校生のかわいさにきゅんとしました。

 

疑似科学が許せなかったり、やたらと理屈にこだわってしまったりするところに笑いました。しかし理系と言えど感情に流され行動することもあります。人間はロボットじゃないですからね。

理屈と感情の間で行ったり来たりしつつ、ユーモアに富んだ語り口が面白かったです。

 

 

 

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