あらすじ・概要
ファング一家の姉弟は、パフォーマンスを主とする前衛芸術家の両親に子供の頃から振り回されていた。子どもすらパフォーマンスに参加させる両親は、いつも二人の悩みの種だった。ある日両親が失踪し、ふたりは彼らを探し回るうちに、両親の真実を知ってしまう。
両親の芸術パフォーマンスに巻き込まれる子どもたち
いたずら的なパフォーマンスを前衛芸術として行う人の話。いわゆる「ハプニング」ってやつですかね。両親は芸術家としてはとても評価されているらしく、彼らを評価する芸術家たちのコメントが挿入されています。
きょうだいがどれだけ苦労しているかを見ていると、芸術家たちのコメントがひどく白々しく思えます。人間を犠牲にする芸術とはなんでしょうか?
両親は華々しく芸術世界で評価されていたものの、今は落ち目で、名声を取り戻そうと必死です。その必死さが痛々しかったです。
きょうだいは両親を嫌い、何度も彼らに怒りますが、それと同時に家族への情が捨てきれないのが悲しいです。両親から完全には逃げられないんですよね。親を嫌いになれない子どもの悲哀を感じました。
テーマとしてはSNSに子どもをアップロードして承認欲求を得る親に近いものもあります。悲しい気持ちになりましたが、面白かったです。
「毒親・問題のある親」をテーマにしたコミックエッセイおすすめ15選 依存症・宗教・DV - ブックワームのひとりごと

