あらすじ・概要
お正月、節分、ひなまつりなど、日本には様々な祭りや年中行事の習慣がある。その由来やいわれを紹介。さらに著者が実際に地方のお祭りに参加してみることによって、リアリティのある呪術世界を描き出す。年中行事からわかる日本のスピリチュアルな世界を書く。
現代の価値観で肯定していいのだろうか
著者の主観の話が多いので、専門的な話というより年中行事にまつわる読み物という感じですね。
著者が参加した個々のお祭りの描写は面白かったです。写真も多めで想像しやすい本ではありました。
掛け声の「ワッショイ」の由来や、ひなまつりの由来など雑学として面白い話題が多いです。
流しびなの話題で、人形に何かを見せたりあげたりする呪術的行為に触れ、最近のぬいぐるみブームみたいだと思いました。
ただ、基本的に肯定の姿勢で話が進むので、現代の感覚では肯定していいのかなと思う部分まで肯定しているのはどうかと思いました。
動物を放して功徳を積む「放生会」なんか、勝手に動物を捕まえて放すなんて動物にとってはいい迷惑では……? となりますしね。調べると今は動物愛護や環境保護の観点で金魚を人間の管理する池に放したり、その池から採取した魚を放したりしているみたいですが。それでも喜んで人間につかまる魚はいないのでは?
『橋本式国語勉強法』橋本武 岩波ジュニア新書 感想 近道しないベタでしっかりした言葉の学び

