ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

『伝説のお母さん』かねもと KADOKAWA 感想 魔王を封印した魔法使いが仕事復帰に悩む

このブログには広告・アフィリエイトのリンクが含まれます。

伝説のお母さん

 

あらすじ・概要

勇者一行に同行して魔王を封印した魔法使いは、その後家庭を持って子供を出産していた。あるとき魔王が復活し、勇者パーティもふたたび集合する。しかし魔法使いは、子どもと子育てに無理解な夫を抱えて思うように魔法使いとして復帰できない。魔法使いは仕事復帰のため奔走するが……。

 

ファンタジー+社会風刺

RPGのようなファンタジーと母親に関する社会風刺を組み合わせた作品。主人公の魔法使いは保育園の申請に失敗し、夫は子育てに無理解で、子どもを連れた仕事復帰も困難です。

RPGという存在しない世界を通して、母親になった女性がどれだけ不自由になるか描かれています。子どもはかわいいし、離婚もしたくないけれど、それはそれで苦しい。助けてほしい。という魂の叫びを感じました。

魔法使いが母としてしか見られない自分に悩んでいるところが悲しかったです。

 

ともすれば説教臭くなりすぎるテーマを、ノリの良いコメディでエンターテイメントとして料理しているところが素晴らしいです。

子持ちであることが足を引っ張っているだけでやたらと有能な魔法使いのお母さんに笑ってしまいました。

脇役たちも妙にキャラ設定が丁寧だったり、おまけページでわいわいしていたりするので好きになってしまいます。

かわいらしくポップな絵柄も良かったです

 

 

女性主人公×現代もの漫画のおすすめ15選 家族・恋愛・創作活動・青春 

『よなきごや』かねもと 電書バト 全2巻 感想 

【子どもの成長を見守る】子育てをテーマにしたコミックエッセイおすすめ27選