あらすじ・概要
著者は自分を肯定してもらえない、他の家族を脅すような両親のもとで育った。彼氏ができても過干渉ばかり。大学生になった著者は、そこで好きな人ができる。サボり癖があるが優しくて繊細な彼をいとしいと思っていたが、ある日彼が自死してしまい……。
タイトル詐欺感あるが彼氏の自死の話は悲しかった
かけおちではなく結婚を反対されてそのまま暮らし、絶縁状を突き付けたっていうのが正しいのでタイトル詐欺でした。
自死した彼氏の家がとても裕福で、両親がインテリっぽいのに「どこかおかしい」家なのがホラーでしたね。彼も毒親の家だったのかもしれません。
サボり癖があったらしいですが、実際のところ怠惰というより何らかのうつ状態で、授業に出られなくなっていたのかもしれません。
精神疾患の人間としては、こういう人が医療につながれず死んでいくのは悲しいです。
人生上手くいかなくても、親と仲悪くても生きていてほしいですね。
著者は恋愛で一喜一憂しているわけなので、それでいいのか、という気持ちもあります。
最後に付き合った人がいい人でよかったですが、運が悪ければずっと不安定な人間関係にいたんでしょうしね。
彼氏の自死のくだりや毒親の内容は面白かったですが、毒親で悩んでいる人にはあまり参考にはならないかもしれません。
『いいかげんに生きづらさを終わらせたい:トラウマ治療体験記』三森みさ 感想 カウンセリングで過去と向き合う

