あらすじ・概要
発達障害により人間関係に困難を抱え続けてきた著者。それは何が原因なのか、そしてどう解決していけばいいのか。自分の過去の失敗や悩みを振り返りながら、特性ゆえの行動を理解していく。そして、発達障害の人間はこれからどうすればいいのかも語っていく。
生活と心の健康は密接にかかわっている
発達障害の著者が、自分が人間関係で上手くいかなかった理由を言語化してみる漫画。
ここまで自己分析できる人は少ないだろうなあと思うからこそ面白かったです。
空気が読めない、相手の考えがわからないということは具体的にどんな様子なのか、そしてどういう原因があるのか、細かく書かれています。また、それに対する対策も考えます。
同時に、周回遅れで人間関係を学ばざるを得ない発達障害の人間の悲しさも感じました。自分なりに努力しているんだけど他人と同じようには学べないんですよねえ(体験談)
興味深かったのは、著者が生活改善をするうちに人を思いやる余裕もできてきたことです。うっかりミスや家事の苦手さを防ぐアイテムを導入することで、対人関係もよくなったようです。
生活と心の問題は密接にかかわりあっています。自分も生活改善して心に余裕を持とうと思いました。
『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本』沢口千寛 翔泳社 感想

