あらすじ・概要
岸辺露伴は大学での文化交流でイタリアに飛ぶ。とある告解室へ入って隠れていると、見知らぬ男が告解をしてきた。彼は日本人であり、浮浪者にひどい扱いをしたことから「幸福に襲われる」呪いをかけられていた。岸辺露伴は自分が望む望まないにかかわらず呪いに巻き込まれていく。
善男善女の結婚を応援する岸辺露伴良い
岸辺露伴シリーズは一通り見ていますが、今回の原作は未読です。未読でも問題なく見ることができました。
今回は展開がゆっくりめでしたが、その分細かい部分の描写が美しくて面白かったです。無音状態を生かした緊張感のあるシーンが多く、足音や衣擦れがBGMになっているようでした。
音楽が生成AIで作られたらしいですが、不協和音の強いいかにもホラーな曲でした。
今回の呪いは「一番の幸せを経験したら一番の不幸がやってくる」というもの。その呪いをかけられた男は常に幸せにならないよう行動していました。
しかし父と同じように呪われた娘は結婚によって幸せになろうとします。
男が呪われた事情は一切同情できないです。男に関しては自業自得ではあります。しかしその呪いのくびきから逃れようとする娘のことは応援したくなりました。
岸辺露伴がなりゆきとはいえ善男善女の結婚を応援するのがアツかったです。
また、日本人俳優の狂気じみた演技に定評があるこのシリーズですが、今回もすごい顔を見ましたね。
ポップコーンを投げるシーンでの絶叫や狂いっぷりが最高でした。こんな俳優がぐちゃぐちゃになるまで変顔するのなかなかないですよ。
面白かったです。

