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『アトピーが教えてくれたこと』青山ぱふこ コミックエッセイの森 感想

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アトピーが教えてくれたこと (コミックエッセイの森) 

 

あらすじ・概要

高校生のころアトピーが悪化した著者。脱ステロイド療法に挑戦するが、その道のりは苦難の連続だった。部活の大会のストレスでアトピーが悪化したり、家庭の不和でアトピーが悪化したり。ストレスや葛藤を乗り越えながら、アトピーと暮らした学生時代を振り返る。

 

アトピーってやっぱり大変だよなあ

ステロイド依存になった著者がアトピーを克服していく話。

処方されたステロイドを「よく効くから」と処方以上に塗り続け、ステロイド依存になってしまった著者。

インターネットには「ステロイド最高!」みたいな言説もあるけどあれも偏った意見なんだなと思います。

適切に使えば悪いものではないですが、その効力から依存してしまう患者も少なくないです。

 

著者は脱ステロイドの治療をすることになります。ステロイドを使えないので、いつも肌は荒れ放題。

女子高生である著者の外見の悩みがつらかったです。

化粧もできず日差しを避けて暮らす生活。友達になかなか理解されずに悩んだり、苦しんだりします。

それでも少しずつ理解してもらえるようになったことがよかったです。

 

しかし脱ステロイドは科学的なエビデンスはっきりしないようです。しかしステロイドを使ったところで重症例では肌が弱ってしまうのも事実です。アトピーに対して新しい薬や知見が出ていないことが問題らしいです。

患者にも医者にも不幸なことですよね。

 

著者のその後が幸せであってほしいと思います。

 

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