ブックワームのひとりごと

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『ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン』荒木飛呂彦 ジャンプコミックス 感想

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ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

あらすじ・概要

下半身不随になったジョニィ・ジョースターはジャイロ・ツェペリと出会う。自らの下半身が動く可能性にかけて大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」に参加することとなるが、そこでは奇妙な能力を持つ人々と出会う。レースは謎の「遺体」をめぐり世界全体を揺るがす戦いになっていく。

 

宗教を思わせる大冒険

かっこよくて面白かったです。

スタンドバトルという共通性はあるものの、話の雰囲気や内容は今までのシリーズとは異なっています。

馬のレースなので、とにかくいっぱい馬が出て来ます。ここまで大量の馬を描く作画コストについて考えてしまいます。躍動感ある人間と馬の描写は見ものです。

スタンドバトル自体も、能力バトルというよりホラー、怪奇、幻想という方向性が強くなっています。心理的、哲学的な能力のスタンドも多いです。

しかしジョニィの精神的な成長を表すのであればありだったと思います。

 

この漫画はキリスト教を思わせる表現が多いです。「遺体」の正体もそうですが、死者の復活、捨てることで得ること、信仰を持っているキャラクターもいます。

しかしその一方で神の力を奪い合い自分のものにしようとする人々への痛烈な批判も感じます。

結局神を奪い合うような人間に神の恩寵が下されるべきではない。本来尊いのは神を所有しない人間なのだ、ということを感じました。

 

面白かったですが、未成年が性加害に遭う描写が多いのはちょっと気まずかったです。かわいそう。

そういう描写が苦手な人にはおすすめできませんね。

 

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