あらすじ・概要
小説家の桜庭一樹は映画が大好きだ。頻繁に映画を見ては楽しんでいる。彼女が見た映画の中から面白いものを選び、見て思ったこと、自分と似ていると感じたこと、あるいは社会と映画の関係などを書き出す。もっと映画が見たくなる映画評本。
短めで読みやすく知らない映画を知れる
映画評が2~3ページと短めにまとめられているので読みやすいです。文字の組み方もゆったりめ。長文を読みなれていない人にもいいのではないでしょうか。
発展途上国の映画、ドキュメンタリー、ニッチな映画などあまり見たことのない映画の紹介が多いです逆にSNSで流行っているような映画のレビューは少ないです。
知らない映画を開拓したいという人にはおすすめです。
著者の過去のできごとや著作を描いていたころの思い出、新型コロナウイルスの流行についてなど映画とは直接関係のないことも書いてあります。
ですが、生活の延長線上に映画鑑賞があるという気がしてこれはこれで生々しさがありました。
こうやって私も感想を書いていますが、感想を書くこともまた日常の延長戦なのは強く同意できます。
今ネトフリを契約しているので、見たい映画を探すためにも読みました。しかし配信していない映画も結構多いですね。
『東京ディストピア日記』桜庭一樹 河出書房新社 コロナ禍、情報の渦の中にいたあの頃の日常

