あらすじ・概要
インドネシアで漫画の教師をやっている著者は、インドネシアの人々との文化の違いに戸惑う。呪術や幽霊を強く信じていたり、いいかげんだったり……。一方で家族愛を重んじ、助け合う文化がある。笑いを交えながらも、インドネシアで働く大変さと楽しさを語る。
変な国だけど日本人だって変だ
スピリチュアルなことを強く信じているインドネシアの人たちが面白かったです。ブラックマジック(人を害する黒魔術)を強く信じていて他人が自分を呪うのではないかと恐れています。日本にも呪術的なおまじないはありますが、ここまで強く信じている人は少ないんじゃないでしょうか。
インドネシアで漫画を教える話ゆえ、インドネシアの漫画事情が分かるのも面白かったです。インドネシアでも日本の漫画は大人気で、BLも有名らしいです。イスラーム圏なのにそれは大丈夫なのかとなりますが、まあ宗教が人間のすべてを決めるわけではないですからね。
でもどんな感じで流通しているのか気になります。
インドネシアの人って変だと言いつつ、彼らにとっては日本人のほうが変なのだ、という視点を失わないところもよかったです。
結局海外に出れば日本人の方がよそ者です。価値観が違うから嫌だとばかり思わずに、相手に合わせるのも大事だなと思いました。
『バリ島に女ひとりで住んでみた』アマットル・キナ TOブックス 感想

