あらすじ・概要
司書である著者は、プロとして「調べる技術」を紹介する。図書館で目当ての本を探し出す方法や、インターネットで信頼できる情報を効率よく閲覧する方法、論文が読める各種サービスなどを紹介。インターネットによる「調べ物」の可能性と、その欠点も語る。
漠然と思っていた調べ方が言語化されてよかった
これぞ司書の書く本! という感じで「調べ方」について何でも載っていてすごかったです。
図書館を探す方法から論文、データの探し方、連想ゲームで関連情報を探すコツ、表記ゆれや検索サービスのローカルルールに至るまでさまざまな「調べ方」が載っています。信用が置ける情報の区別の仕方、インターネットの情報を収集するときの注意点も載っています。
インターネットのいいところと悪いところについても述べています。
現代の検索サービスの大きな可能性がある一方で、Googleなどの巨大企業の寡占により表現規制やお金を持った人しか情報にアクセスできない状況を生む可能性もあります。
今、アメリカは政情不安定になっていてアメリカ企業もどうなるのかわかりません。
そうすると、どんな立場の人でも無料で利用できる図書館は知る権利を守る防波堤といえます。
自分も割と検索魔で何でも検索していて、ニッチな情報にたどり着く方法は何となくわかっています。しかし経験則によるものなので言葉にするのが難しかったです。こうしてプロの人に言語化してもらうとすっきりします。
人に「どうやったら必要な情報を見つけられるの?」と聞かれたらこの本をおすすめしたいです。
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