あらすじ・概要
ブログを読むとき、ニュースを読むときなどに、常に目に入るインターネット広告。しかしその中には明らかに虚偽のものや、違法サイトに掲示されているものもある。どうしてネット広告ではルールが守られないのか。取材班は海外まで飛んでネット広告の問題を取材した。
インターネット広告はどのように無法地帯なのか
普段「なんとなくインターネット広告って悪そうだよな」と思っていますが、その価値観が補強された本でした。
複雑に絡み合ったインターネットの広告システムは、「誰がどこで何の広告を出しているか」わかりません。ブログやまとめサイトを運営している人間はもちろん、広告を出稿している団体すら、それを把握できていません。
ふるさと納税の広告がアダルトサイトに掲示されているとしてショックを受ける自治体担当者の姿が印象的でした。というか、ふるさと納税ってそういうサイトにも広告が出るということを知らなかったんですね……。
わざと望まない広告を踏ませるようなギミックや、嘘だらけの広告など、ルール無用の世界でした。
中盤は漫画村の話でした。「漫画村」は世界をまたにかけた無断転載ビジネスでした。
誰によるビジネスなのかを国内から洗い出し、NHK取材班はウクライナまで行ってその黒幕を突き止めようとします。
個人では絶対にやれないような取材で、凄味のある内容でした。
こういう社会的に意義がある取材にお金と手間が使われてほしいです。
しかし、ちょっと話はそれるんですけど、このブログも私が不快広告が出ないようにはてなブログProに課金したり、不快広告が多い広告会社は使わないようにしたりしてるんですよね。そのことについて「お金を払ってくれてありがとう」と思ってくれている読者の方は少ないのではないでしょうか?
不快広告を出さないようにしても「それが当たり前」で感謝されないんですよね。発信する側からはそれって報われないよなあと思うことがあります。
不快広告を作る側が基本的に悪いんですけどね。
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