ブックワームのひとりごと

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『上京はしたけれど』たかぎなおこ 東京で夢追い人だった著者の過去

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上京はしたけれど。 (コミックエッセイ)

 

あらすじ・概要

イラストレーターになりたいたかぎなおこは、東京に出てイラストの仕事がしたいとやってきた。しかし絵のことは考える暇がなく、毎日アルバイトの掛け持ちに追われる日々。家賃が高いのでしっかり稼がなければならない。次第に、イラストに打ち込むことができないことに葛藤してしまう。

 

成功したのを知っているから笑える

東京で夢を追うために、貧乏をしている著者が面白かったです。

何せお金がないので、同じ服を染め直して着たり、アルバイトで食いつないだりする日々です。

好きなのは実家に帰ったときのエピソードです。実家には帰りたいけれどお金がかかります。しかも服がないので、粗末な衣服を着て帰る羽目に

勇気を出して新しく服を買った著者は、新しい服で実家で過ごします。しかし、何度も同じ服を着続けているのに笑いました。

一着しかない「いい服」を着続けようとするところに笑いましたし、本当にお金がなかったんだろうなと思います。

 

地方に住んでいるきには信じられなかったような狭い部屋に住んだり、人生うまく行っている人を見て葛藤したり、悩みは今の人とそれほど変わらないなあと思います。

そしてショーウィンドーの仕事が舞い込んだときはよかったなと思いました。

その後の著者の成功を知っているので、苦労も笑い話として眺められました。

 

同著者の『浮き草デイズ』とテーマが似通っていますが、話題としては新しいものばかりでよかったです。

ネタを使いまわさないところがかっこいいですね。

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