ブックワームのひとりごと

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『今日もテレビは私の噂話ばかりだし、空には不気味な赤い星が浮かんでる ~統合失調症の私から世界はこう見えた~』Himaco KADOKAWA 感想

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今日もテレビは私の噂話ばかりだし、空には不気味な赤い星が浮かんでる ~統合失調症の私から世界はこう見えた~ (コミックエッセイ)

 

あらすじ・概要

統合失調症を発症した著者は陽性症状(幻覚や妄想)に苦しむ。薬を飲んで激しい症状は収まったものの、社会復帰に手こずり自分の存在意義に悩む。著者は周囲の人に支えられながらも生活していく。

 

焦ったり自己嫌悪になるのはあるある

社会復帰をしようとしてあせって病気が悪化してしまったり、病人であることに後ろめたさを感じてしまったり、あるあるだなあと思いました。

統合失調症の幻覚や妄想で徘徊する姿を近所の人に見られてしまい、笑われたり気味悪がられていたりしないか不安になるところが不憫でした。

うつだけならただうじうじしているだけなんだけど、妄想を伴う病気はこういうところがつらいです。

病気に遭ったあとも変わらず著者にあいさつしてくれた近所の人の何気なさが染みました。

 

妄想のせいで処方された薬を毒だと思い込んで飲まなかったのも印象深かったです。

飲んだら楽になるのに妄想がそれを邪魔するという罠。妄想って本当に大変ですね。

 

 

コミックエッセイでは等身が高くリアル寄りの絵柄です。人物の背景も水彩画のような柔らかさで、独特でした。

『統合失調症』村井俊哉 岩波新書 感想 

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