ブックワームのひとりごと

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『フランス外人部隊 その実態と兵士たちの横顔』野田力 角川新書 全然かっこよくない軍隊での生活

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フランス外人部隊 その実体と兵士たちの横顔 (角川新書)

 

あらすじ・概要

自衛隊の災害派遣に憧れていた著者。しかし自衛隊の試験に落ち続け、代わりにフランス外人部隊に入隊する。フランスで見たのは草むしりや掃除などの雑用の日々、そしてフランス外人部隊の独特の文化だった。

 

外人部隊に入ってみたら想像と全然違った

フランスの外人部隊にいた人の話。

軍隊に対する夢がなく、ドライな語り口が面白かったです。

紛争地に海外派遣された時期は短く、本国で草むしりや掃除をやっていた時間の方が長いです。まあ戦争をやっている時期でなかったらそうなるでしょうね。

外人部隊に入りたい人向けに「雑用をやらされる前提で来い」と話しているのは面白かったです。

 

アフガニスタンに派遣された話では、現地の人との格差について考えてしまいました。

著者は作戦が終われば帰る場所があるけど、紛争地に暮らす人たちは今日も明日もここで生活をしなければなりません。

著者が思ってもいないのにアフガニスタンの人を励ましてしまったシーンにはつらくなりました。

本当に復興するのか疑問に思っていても、今はこう励ますしかなかったでしょう。悲しいです。

当たり前ですが、軍人も善人でも悪人でもなくただの普通の人間です。美化されたり醜く描かれたりするけれど。それを思い出しました。

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