あらすじ・概要
子どもには勉強に対してどのような働きかけをすべきだろうか。現代の指導要領ははたして合理的なのか。心理学の「動機付け」統計や理論について語りつつ、対談も通して「やる気」について考えていく。
やる気はどうあるべきか?
子どもに勉強をしてもらうためにはどのような働きかけをすべきか。いろいろな視点から語る本です。
途中、対談を挟みつつ著者の考えを述べていきます。
著者はどちらかというと「勉強そのものがよいものだから勉強してほしい」という立場です。「何にせよ、『勉強をした』という結果があればよい」という価値観には同意できないようでした。
著者が自分の著作を引用した人に対して批判、その相手と対談するという展開が意外でした。しかし、実際に相手の意見が嫌だなと思っても話し合う機会なんてなかなかないから貴重な文章ではありました。
結果的に学問をやれば動機など何でもいいのか、それともちゃんとした動機がなければ学問は収められないのか。白熱する議論が面白かったです。
私も「動機が不純でも、勉強した結果が残ればいいのでは?」と思うタイプです。このブログで紹介した本だって、「よくわからないけど、かっこいいから読んでみるか」と思って読んだ本も多いです。
どうでもいい動機でも本人にとっては重要なこともありますしね。
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