ブックワームのひとりごと

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ディズニー版『ピノキオ』を見た感想 ダークで怖いけど倫理がない

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ピノキオ(吹替版)

 

おもちゃ職人のゼペット爺さんはピノキオという人形を作り、その子が人間だったらいいのにと考える。そのとき女神が現れ、ピノキオを動く人形にしてくれた。彼女はピノキオが勇気をもって優しく暮らせば本物の人間にしてくれるという。しかしピノキオは誘惑に負け、悪いことをしてしまう。

 

ディズニーの中ではダークな雰囲気で、映像は面白かったです。

夜のシーンが多くて不穏で不気味で、昔のアニメ特有の得体の知れなさがありました。

ピノキオたちが連れて行かれる享楽の世界のきらびやかで虚無的な雰囲気がよかったです。

子どもたちがロバに変身してしまうのはめちゃくちゃ怖かったです。

堕落を示す描写ではありますが、未成年が堂々と煙草吸ったりお酒飲んだりするシーンが今となっては衝撃的でした。

 

ただ、描かれる正義というのが杓子定規すぎて作品のテーマは好きじゃないです。

ピノキオがいい子である条件が従順であること、大人しく学校に行くことだということがどうにも押しつけがましかったです。

舞台で芸をすることすなわち堕落というのもすごく偏見ですしね。芸能関係者をどう思っているのでしょうか。

現代にないものもたくさんありますが、倫理的にはツッコミどころは多いですね。

でもこれはアニメがどうというより原作の問題なのかもしれません。

ピノキオ(吹替版)

ピノキオ(吹替版)

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