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『ニトロちゃん みんなと違う発達障害の私』沖田×華 光文社 感想

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ニトロちゃん~みんなと違う、発達障害の私~ (光文社知恵の森文庫)

 

クラスに上手くなじめず、空気の読めない行為ばかりしてしまうニトロちゃん。教師たちは彼女の扱い方がわからなくて困惑する。さらには教師によるいじめにも遭ってしまう。なぜ自分ばかりひどい目に遭うのかわからないニトロちゃんは、それでも成長していく。

 

人とどこか違う、ニトロちゃんが子どもたちや教師にいじめられながら成長していく話です。

ニトロちゃんは著者の子ども時代をキャラクター化したもので、自伝的な漫画です。

体罰は当たり前、それ以外の加害行為も描かれているのが心が痛みます。

体罰を受けていたのがニトロちゃんだけではなく他の生徒も含めてのようなので、学校の治安の悪さを感じます。時代的なものがあるとはいえ大変です。

 

ニトロちゃんは最後に自分のことを他の子どもと同じように扱ってくれる教師に出会います。

むやみに叱ることはせず、理不尽な状況からはかばい、進路についても相談に乗ってくれます。

優しくされた……というよりも、教師としては当たり前の行動でしょう。

しかし、その当たり前の行動すらニトロちゃんはなかなか得られなかったのです。ニトロちゃんが喜んでいるのを見て私もうれしい反面、複雑な感情になりました。

 

わりとしょうもないきっかけから児童にナメられ、学級崩壊にあって退職する先生の話も印象的でした。

自分の学校でも学級崩壊があったらしいんですけど、私は当時のことをはっきり覚えておらず、ただ後から学級崩壊のことを知らされただけだったんですよね。

その先生も私の知らないところでこういう目に遭っていたのだろうか……と思ってしまいました。

 

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