ブックワームのひとりごと

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仮面をかぶった乗客たちの一晩の悲劇『GOSICK6 仮面舞踏会の夜』感想

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『GOSICK6 仮面部同会の夜』を読みました。

GOSICK VI ゴシック・仮面舞踏会の夜 (角川文庫)
 

 あらすじ

修道院から脱出し、列車に乗った一弥とヴィクトリカ。そこで出会った乗客たちは、みな嘘の経歴を話し出しました。<公妃><死者><孤児><木こり>、やがて、列車の中で殺人事件が起こり……。

 

列車の中で仮面舞踏会

列車の中で仮面舞踏会っていうシュチュエーションがいいですね。設定だけでわくわくします。ちょっとおどろおどろしい感じでとてもよかったです。列車ものはミステリの古典ですよね。

意外だったのが<死者>の正体で、正直殺人犯の正体よりびっくりしました。こういう謎解きの雰囲気は好きです。

ヴィクトリカと一弥の関係性は前の巻とあまり変わらなくて、その辺はちょっと物足りなかったかもしれません。十分かわいいんですけれどね。進展しないのが彼ららしいのかも。一弥はもう少しはっきりしてやれよ、と……。ラノベ主人公なので仕方がないんですかね?

コルデリア・ギャロの秘密もそんなに進展しなかったので、この巻は完全に中間の挿話のような感じなのかもしれません。次巻で話が動くといいなと思います。

 

まとめ

面白かったけれどあまり話が動かなくて物足りなかったです。

ともあれ話の進展を、次巻に期待ですかね。

 

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