ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

生活

雇用と社会保障の両輪で人々の生活を支える―宮本太郎『生活保障 排除しない社会へ』

今日の更新は、宮本太郎『生活保障 排除しない社会へ』です。 あらすじ・概要 男性を主な労働力とし、長期雇用や女性の家事労働によって家庭を支えるのが日本の福祉モデルだった。しかしながら、雇用の崩壊によって過去の福祉システムは使えなくなっている。…

鬱憤を晴らしたいならいいかもしれない―佐光紀子『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』

今日の更新は、佐光紀子『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』です。 あらすじ・概要 日本の主婦は家事をしすぎである――。家事の専門家である著者は、「家事をやってきちんと暮らす」という価値観が日本の女性を苦しめているのではないかと考えている。海外の…

人間に揉まれた演劇人が語る人間関係―鴻上尚史『鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋』

あらすじ・概要 舞台の演出家であり作家でもある鴻上尚史。舞台人として数々の人間関係に揉まれてきた彼が、送られてくる人生相談に答える。友人との関係、夫婦の関係、夢を追いかけること。著者の経験から語られる、社会を生き抜くポイントとは。

カルトよりも著者にカルチャーショック―高田カヤ『カルト村で生まれました』

今日の更新は、高田カヤ『カルト村で生まれました』です。 あらすじ・概要 幼少期から思春期を「カルト村」で過ごした著者。そこは農業をベースとした共同体だった。子どもなのに強制労働、振るわれる体罰、理不尽なルール。その中でも子どもたちは案外たく…

敏感な人間同士共感したいならいいかも―高橋敦『「敏感」にもほどがある』

今日の更新は、高橋敦『「敏感」にもほどがある』です。 あらすじ・概要 敏感体質であるHSP。その当事者である著者が、敏感すぎる人間の日常について漫画と文章で語る。着ているものの材質に敏感、周囲が気になりすぎる、人の気分の上下に影響されてしまう………

デマや不穏投書から見る銃後の人々―川島高峰『流言・投書の太平洋戦争』

今日の更新は、川島高峰『流言・投書の太平洋戦争』です。 あらすじ・概要 民衆を苦しめた太平洋戦争。戦地に行った兵隊を支える「銃後」の中で人々は何を考え、どう行動したのか。当時の流言・投書を『特高月報』や人々の日記から抜粋し、開戦から終戦まで…

小さな掃除できれいに暮らす―春原弥生『ズボラ式こそうじ術』

今日の更新は、春原弥生『ズボラ式こそうじ術』です。 あらすじ・概要 掃除が苦手で、いつもまとめて掃除をしてきた著者。それで困ったことはないはずだった。しかしマメな彼氏と同居するのをきっかけに、自分の雑さ、ズボラさに向き合わざるを得なくなる。…

東京に一番近い3.11被災地で被災者生活―世鳥アスカ『明日、地震がやってくる!』

今日の更新は、世取アスカ『明日、地震がやってくる!』です。 あらすじ・書籍概要 千葉に暮らしていた著者は、3.11で「液状化現象」に巻き込まれる。建造物が傾き、計画停電が実施され、そして、なかなか終わらない断水に悩まされる。東京から一番近い被災…

お風呂の排水溝にコバエが湧いたので原因と対処法を記していく【害虫対策】

素材:Canva(https://www.canva.com/) 今日の更新は、ちょっと怖い話です。排水溝にハエが湧きました。 結果的には解決しました。今後の教訓を書き残すことと、同じ過ちを繰り返さないよう警告する意味を込めて記事を作りました……。

オタクによる節約漫画で話が面白い―横山光昭監修・つぼゆり画『お財布を小さくしたらお金が貯まりました』

今日の更新は、横山光昭監修・つぼゆり画『お財布を小さくしたらお金が貯まりました』です。 あらすじ・書籍概要 グッズを集めるのが大好きなオタクで、いつもお金がない著者。彼女がお金の専門家横山光昭のアドバイスによって、お金の管理を見直す。まずは…

漫画家がADHDと診断されコンサータを飲む―森島明子『おとなの発達障害かもしれない!?』

今日の更新は、森島明子『おとなの発達障害かもしれない!?』です。 あらすじ・書籍概要 自分は発達障害ではないか? そう疑問に持ち、診断を受けた著者。発達障害の薬コンサータを試したり、漫画家をやめようと思ったり……日常を送りながら生活改善を目指す…

マニュアルではない「分担のしかた」を書く家事本―五藤隆介『フルオートでしか洗濯できない人の男の家事』

今日の更新は、五藤隆介『フルオートでしか洗濯できない人の男の家事』です。 あらすじ・書籍概要 家事の分担にチャレンジした著者は、すべての家事の過程を書き出し、妻に質問するなどして、家事を見えるようにしていく。そこには、無数の見えない家事が溢…

そういえばそうだったな、ということを冷静に描く―わたなべぽん『もっと、やめてみた 「こうあるべき」に囚われなくなる暮らし方・考え方』

今日の更新は、わたなべぽん『もっと、やめてみた』です。 あらすじ・書籍概要 普段何気なくやっていること。プチプラアクセを買う、ボディーソープ、イベント前に鬱々とすること。それらは実は必要ないのかもしれない。思いきって習慣を「やめてみた」記録…

困りごとを減らすために脳を鍛える―長沼睦雄『活かそう! 発達障害脳 「いいところを伸ばす」は治療です』

今日の更新は、長沼睦夫『活かそう! 発達障害脳』です。 あらすじ 日常の困りごとが多い発達障害。なぜ、うまくいかないのか……。著者の長沼睦雄は、脳と無意識から発達障害にアプローチする。花風社の浅見淳子を聞き手に、対談形式で発達障害を語る本。

「持てる者」が示す無意識の傲慢さ―山崎寿人『年収100万円の豊かな節約生活術』感想

今日の更新は山崎寿人『年収100万円の豊かな節約生活術』です。 節約の本が読みたいなと思って入手しました。 書籍概要 著者の収入は年100万円程度の家賃収入のみ。それでどうやって生きていけるのか……。ポイントや料理などの節約術を語りつつ、自由に生きる…

いかに家事を単純化して生活するか―Emi『わたしがラクするモノ選び』感想【Primeリーディング】

今日の更新は、Emi『わたしがラクするモノ選び』です。 amazonPrimeリーディングにあった本でした。 書籍概要 自らを「ズボラ」と称する整理収納アドバイザー、Emi。彼女の所有しているグッズを紹介し、いかに家事を単純化するか、そしてお気に入りのものに…

その場の勢いで生きてる人がアルバイト生活を送る―田口始『東京23区内に月1万5千円で住んでみた』感想【Amazon Prime Reading】

今日の更新は田口始『東京23区内に月1万5千円で住んでみた』です。 Primeリーディングで読んでみた本。 あらすじ 大学進学をせずにひとり暮らしを始めた著者。好きな女の子を追いかけて東京に出るも、ふられてしまう。かくして不安定な東京生活が始まっ…

怒りをコントロールする方法 水島広子『「怒り」がスーッと消える本 対人関係療法の精神科医が教える』感想

書籍概要 「ムカムカを手放したい」「ついキレてしまう」「つまらないことでイライラしたくない」「怒りっぽい自分をなんとかしたい」あなたへ。「怒り」はなぜ起きるのか。どうすれば、イライラを手放せるのか。感情に振り回されない人になるには、どうすれ…

「やさしさ」に関する親世代とのジェネレーションギャップ 大平健『やさしさの精神病理』感想

書籍概要 席を譲らない“やさしさ”,好きでなくても結婚してあげる“やさしさ”,黙りこんで返事をしない“やさしさ”…….今,従来にない独特な意味のやさしさを自然なことと感じる若者が増えている.悩みをかかえて精神科を訪れる患者たちを通し,“やさしい関係”…

ストレスマネジメントは自分のホームポジションに戻ること 島悟・佐藤恵美『ストレスマネジメント入門』感想

ストレスマネジメントについて調べるシリーズ。 書籍概要 生きていくために避けられないストレス。それを軽減し、上手く生きていくためにはどうすればいいか。アサーションや生活リズムの観点から、ストレス管理の方法を解説する。

ストレス対策の入門書としてまとまっている 熊野宏昭『ストレスに負けない生活 心・体、脳のセルフケア』感想

書籍概要 現代人をむしばむストレス。しかし、そもそも科学においてストレスとは何なのか? それをひもとき、科学的にストレスへの対策を提案する。ストレスとうまく付き合うメンタルヘルス本。

発達障害の人間による「片づけ」、もとい「生活の効率化」の実践とその結果

素材:写真AC(まんだむ)https://www.photo-ac.com/profile/572242 最近部屋の片づけをしていたので、そのことについて書く。 片づけるうえで気づいたのが、「片づけて部屋をきれいにする」という視点より、「片づけて生活を効率化する」という視点のほうが…

俳優で音楽家のネガティブ面白お兄さんはときどき哲学する 星野源『そして生活はつづく』感想

親からの借り物。結構エッセイ本はシェアしてます。 あらすじ 俳優業、音楽業、文筆業など、マルチに仕事をしている星野源。しかし、その日常は案外情けないものだった。携帯電話料金を払い忘れたり、全裸で風呂掃除をしたり……ささやかに、でも独特に続いて…

わからないけれどわかろうとしたい異文化 青木保『異文化理解』感想

久しぶりに新書が買いたくなって楽天koboで買いました。岩波新書は信頼感があっていいです。 書籍概要 世界中がグローバル化しつづける現代。それと同時に、文化の違いが争いを招いている。文化人類学者の著者が、他の文化を理解するためにどうすればいいの…

ほかのメディアでは明かされない、しかし基本的な保育サービスの知識 大嶽広展『保育サービス業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』感想

書籍概要 働く女性の増加により、需要が増えている保育サービス。今後、どのようなサービスが必要とされるかや、保育業界が抱える問題点などを伝えていく、就活生向けの業種研究本。

妻を失った悲しみと生きる漫画家 上野顕太郎『さよならもいわずに』感想

水滴の跡はニス塗り?ですかね。 本当に涙みたいに見えます。 あらすじ 突然死んでしまった妻。漫画家の著者は、彼女の葬式を出し、喪中はがきを出し、誰かが死んだ後の「その後」をこなしていく。娘と二人、妻のいない生活を過ごす哀しみとは……。

ストレスや五感が敏感すぎる人の世界 長沼睦雄『敏感すぎて生きづらい人の朝からラクになれる本』感想

書籍概要 聴覚や視覚などの五感が敏感だ、他人が怒られているのを見るのが怖い、などの性質があるHSP。本書では、HSPとは何かを説明していく。敏感なのは気質の問題であり、彼らのせいではないのだ。

臆病で少しおばかな猫のゆずがトラブルを呼び寄せる 須藤真澄『ゆず』感想

有名な猫エッセイ本ですが、そういえば読んだことがありませんでした。絵柄のつぶらな瞳がかわいいですね。 あらすじ 漫画家の須藤真澄のもとにやってきた子猫のゆず。臆病で内弁慶、ちょっとおばかなゆずは家の中にトラブルを撒いていく。ゆずと暮らしてい…

日本の抱える「コミュニケーション」の矛盾 平田オリザ『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』感想

書籍概要 最近とみに叫ばれている「コミュニケーション能力」しかし日本においては、その言葉は大きなダブルバインドを抱えている。著者は演劇プログラムの経験を通して、本当の意味でのコミュニケーションとは何かを語る。

お弁当、あるいは私はいかに昼食代を節約しつつ健康を保っているか

今週のお題「お弁当」 このお題、絶対キラキラしい意識の高いお弁当が席巻すると思ったので、あえて意識の低すぎるお弁当を公開したいと思います。 タッパー弁当~そこそこやる気があるとき~ タッパーを三つ用意して、二つに野菜のおかず、一つにタンパク質…