ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

妖精の国から落ちてきた先はロンドンでした 縞田理理『霧の日にはラノンが視える』感想記事まとめ

あらすじ 一族にかけられた呪いから逃れるため、ロンドンにやってきた少年ラムジー。そこでジャックという男性に助けられる。彼は実は、妖精の世界からやってきた人で……。妖精郷ラノンから流された人々が織りなす現代ファンタジー。

勢いに任せて美少女アイドルと沖縄へ 葉山透『ニライカナイをさがして』感想

おすすめ記事に載っていて気になった本です。 あらすじ 人気アイドル、宮沢梨花に空港で出くわし、さらわれるように沖縄に向かった主人公。ふたりは石垣島を経由して日本最南端の島、波照間島へ来た。そこで見た、アイドル梨花の秘密とは……。

派遣のメリットとデメリットを併記し、どのようなものか考える 土岐優美『派遣業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』感想

業界について調べるシリーズ。 書籍概要 多様な働き方のひとつである、派遣。その法律にかかわることや、派遣のデメリットとメリット、今後の課題について語る。派遣で働く人、派遣会社で働く人に向けた求職者向けの業界案内本。

絶妙なキャラクター設定を平易な文章で書く力がすごい 司馬遼太郎『燃えよ剣 上』感想

本好きあるあるまんがで読んでないのにネタにしてしまったので取り急ぎ読みました。 honkuimusi.hatenablog.com あらすじ 田舎に生まれた土方歳三は、その剣の力と人を動かす才能で、幕末の武力集団「新撰組」を設立する。思想もなく主義もなく、あるのはた…

健康ビジネスで儲けるにはどこを重視すればいいのか 川上清市『健康ビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本』感想

業界のことを調べてみるシリーズ。 書籍概要 少子高齢化や健康意識の高まりによって、注目されている健康ビジネス。そこで利益を上げ、客とよい付き合いをしていくためにはどうすればいいのか。就活生向けに業界の展望を書いた本。

停電で出会った4人の少年少女が恋を通して成長する 三上康明『恋の話を、しようか』感想

あらすじ 予備校の停電によって、お互いに興味を持ち始めた4人の少年少女。言葉を交わすうちに、少しずつ惹かれ合っていく。お調子者のミツルを中心に、4人の恋心が入り乱れる青春ラブストーリー。

無駄のない設定と人物描写であやかしとの交流を描く 椎名蓮月『あやかし双子のお医者さん1 ばけねこと鈴の記憶』感想

Twitterの知り合いがおすすめしていて、ちょうどKindleセール中だったので衝動買いしてしまいました。 あらすじ いたはずの「弟」がいなくなった。主人公莉莉(りり)は憑き物を落としたり探し物をしたりしているという男を訪ねた。その彼晴(はる)は、あや…

わからないけれどわかろうとしたい異文化 青木保『異文化理解』感想

久しぶりに新書が買いたくなって楽天koboで買いました。岩波新書は信頼感があっていいです。 書籍概要 世界中がグローバル化しつづける現代。それと同時に、文化の違いが争いを招いている。文化人類学者の著者が、他の文化を理解するためにどうすればいいの…

「好きなこと」をやりとげることと少年少女の淡い恋 夜野せせり『渚くんをお兄ちゃんとは呼ばない ひみつの片思い』感想

あらすじ 両親の再婚により、血のつながらないきょうだいができた千歌。そのひとりは、学校の人気者渚だった。最初は反目しあっていた二人だが、サッカーと漫画という好きなことを通して、少しずつ距離が縮まっていく。

金融の歴史とこれからを語る 平木恭一・奥澤敦司『金融業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』感想

業界について調べるシリーズ。 書籍概要 株、為替など、「お金」にまつわる業界。それらはどのような歴史を持ち、今後どのような課題が予測されるのか。金融のこれまでとこれからを語る、就活生向けの入門書。

短編形式で二人の三学期における日常を描く 野村美月『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる5』

あらすじ 晴れて恋人同士となった綾音と詩也。しかし、脚本担当のいち子から、交際を認めてもらえなかった。二人は付き合っていないという体で生活することになる。そしてレグルスのバレンタイン公演は、毎年恒例の「ロミオとジュリエット」になって……。

ほかのメディアでは明かされない、しかし基本的な保育サービスの知識 大嶽広展『保育サービス業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』感想

書籍概要 働く女性の増加により、需要が増えている保育サービス。今後、どのようなサービスが必要とされるかや、保育業界が抱える問題点などを伝えていく、就活生向けの業種研究本。

時を越えて知ったラノン誕生の真実とは 縞田理理『霧の日にはラノンが視える4』感想

あらすじ ラノン人を騙し連れ去ったフィアカラを追ってクリップフォード村にやってきたジャックたち。フィアカラはクリップフォード村のストーンサークルを使って、途方もない願いを叶えようとしていた。ジャックはそれを止めるために時空を超える。

読みやすいけれど奥深い 中学生におすすめの小説25選

素材:イラストACよりがわっち フォント:殴り書きクレヨン 書きかけのまま放置していたおすすめまとめ記事を消化。 中学生のために小説を選ぶのは結構難しいですね。お仕着せの物語は物足りなくなる時期だし、かといって過激すぎるのも考え物だし。 せっか…

戦時中をスパイたちが駆けていく 柳広司『ダブル・ジョーカー』感想

セールで買ったもの。おまけ掌編が入ってないとかケチだな……! あらすじ 軍属でありながら独自の方法で諜報活動を行う「D機関」。彼らは戦時中の日本で暗躍する。太平洋戦争開始直前、陰謀渦巻く世界で彼らが見たものとは……。スパイたちの活躍を描く連作短編…

プライドの高い面白お姉さんがレグルスに戻ってきた 野村美月『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる4』感想

あらすじ クリスマス公演の演目が「エロスとプシケー」に決まった。エロスを生き生きと演じる詩也に対して、綾音はスランプに陥る。詩也と綾音の関係はすれ違ってしまったまま、あるべき姿を求めて迷走する。

悪徳魔法使いに騙されたラノン人を救え 縞田理理『霧の日にはラノンが視える3』感想

このシリーズ、イラストの本文再現度が高くて好きです。 あらすじ クリップフォード村にあった遺跡が返還され、周囲では妖精騒ぎが起きる。一方魔術者フィアカラが口車で同盟を乗っ取り、危機的な状況に。ジャックやラムジーはラノン人たちを救おうと行動を…

変人に描かれているシャーロックはやっぱり変人 アーサー・コナン・ドイル『シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作』感想

あらすじ 見知らぬ男とルームシェアをすることになった、元軍医のワトソン。同居人シャーロックは、警察の捜査に協力する諮問探偵だった。やがて毒殺事件が起こり、シャーロックはその解決に乗り出す。

演劇部の合同公演で彼女が失った「恋」は 野村美月『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる 3』感想

吸血鬼小説を読むシリーズ。 あらすじ 四つの演劇部の選抜合同公演に参加することになった詩也。演目は『とりかえばや』。詩也はプレイボーイな宰相中将に苦戦する。稽古するうちに、ある人物が吸血鬼ではないかという疑いがもたれ……。

技術の革新によってさまざまな展開をする教育ビジネス 川上清市『教育とビジネスの動向とカラクリがよ~くわかる本[第2版]』感想

書籍概要 学びを与える教育産業。予備校業界の再編、教育分野におけるITの活用、社会人やシニア向けの教育など、その動向は変化しつつある。教育業界の現状と今後の展望を解説する就活者向けの業界研究本。

少子化、人口減という課題をつきつけられている食品業界 中村恵二『食品業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第4版]』感想

職業を変えるかもしれないので、まず世の中の仕事について調べようというキャンペーン。続きます。 書籍概要 日本になくてはならない食品業界。少子高齢化が進み、中食文化が広がる中で、企業はどうやって利益を得ているのか。食品業界の現状と、今後の展開…

狼になって葬儀社から消えた死体探し 縞田理理『霧の日にはラノンが視える2』感想

二巻目です。 あらすじ ラノン人の運営する葬儀社で死体が消えた。死体が見つからなければ大騒ぎになってしまう。ラムジーは狼の姿になり、死体の行方を追う。「妖精たちの午後」と「ネッシーと《風の魔女》」「キス&ゴー」を収録。

ひたすら悪趣味で残酷な結末に震えた 野崎まど『[映]アムリタ』感想

楽天のポイントが余っていたので購入しました。前々から欲しかった本です。 あらすじ 自主映画製作に誘われた役者で大学生の二見。彼は渡された絵コンテを二日間ぶっ通しで読んでしまった。そのコンテを作ったのは最早というひとつ後輩の女性だった。二見は…

テロリストに占拠された空港から赤ちゃんを救い出せ 新井素子『星から来た船 下』感想

あらすじ 蘇我夫妻と孫の洋子が空港占拠に巻き込まれ、水沢事務所の面々は彼らを助け出そうとする。しかしテロリストには、空港を占拠した理由があった。果たして、スケールの大きい痴話げんかはどこに決着するのか。

動物の値段から、ペット業界や動物園の裏側がわかる 白輪剛史『動物の値段 満員御礼』感想

ニコカド祭りのセールで買いました。今(2017年11月3日現在)もやってるみたいですよ。 書籍概要 動物園で飼われている動物はどこからやってきてどう売られるのか。動物商である著者が、動物の値段を明かしながらそれを語る。「動物を飼う」ということの裏…

ストレスや五感が敏感すぎる人の世界 長沼睦雄『敏感すぎて生きづらい人の朝からラクになれる本』感想

書籍概要 聴覚や視覚などの五感が敏感だ、他人が怒られているのを見るのが怖い、などの性質があるHSP。本書では、HSPとは何かを説明していく。敏感なのは気質の問題であり、彼らのせいではないのだ。

霧を超えてふしぎな町で奉公生活 柏葉幸子『霧のむこうのふしぎな町』感想

おすすめの児童文学記事に載っていた本です。 あらすじ 夏休み、霧のむこうの町にやってきたリナ。そこは魔法使いの子孫が暮らす町だった。少し不思議なことが起こるその町で、リナは他の人の手伝いをしながら暮らす。

出口のない世界で抗おうとする女の子 七木香枝『爪先に、結んだリボンをひっかける』感想

インディーズのものも大丈夫そうかなと思ったら紹介するけど「恥ずかしいから載せないで」というのがあればTwitterのDMからお知らせください。 KDP、要はkindle自費出版です。 あらすじ 大正時代に似て、そうでない世界。女学校にいた珠紀は友人と一緒にさる…

日本の抱える「コミュニケーション」の矛盾 平田オリザ『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』感想

書籍概要 最近とみに叫ばれている「コミュニケーション能力」しかし日本においては、その言葉は大きなダブルバインドを抱えている。著者は演劇プログラムの経験を通して、本当の意味でのコミュニケーションとは何かを語る。

レスタトが語る『夜明けのヴァンパイア』の真実 アン・ライス『ヴァンパイア・レスタト 下』感想

吸血鬼の小説を読むシリーズ。この表紙ちょっとセクシーな感じですね。 あらすじ 自身の母親をヴァンパイアとしてよみがえらせたレスタト。彼女と別れたレスタトは、伝説的吸血鬼マリウスを探し旅をする。マリウスの口から語られた、吸血鬼という種族の誕生…