ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

仕事

『平安あや解き草紙』小田菜摘 集英社オレンジ文庫 感想 宮廷で働く女性が人間関係に翻弄される

あらすじ・概要 伊子はかつての恋人の一言から三十路になっても独身を貫いていた。伊子は16歳の今の帝に請われて内侍として仕えることになる。しかし伊子は、年の差がある帝を恋愛対象と思うことができなかった。伊子は伊子で、元恋人との関係が復活する。 …

『ナースをねらえ! 看護学生奮闘記』コミックエッセイの森 感想 看護師の卵のドタバタ劇

あらすじ・概要 看護学校に入った著者は、勉強や実習に追われることになる。大量のレポートを書き、実習で患者と交流する。炎恐怖症なので戴帽式のろうそくにおびえることも。ハードな毎日の中でも、同じ看護学生と励まし合いながら成長していく。 年の差も…

『潜水艇タイタン:オーシャンゲート社が犠牲にしたもの』Netflixで見た ロマンが人の心を狂わせる

あらすじ・概要 大富豪たちが乗った潜水艇、タイタンが消息を絶ち、その後大破したことがわかった。タイタンはなぜ沈んだのか。沈没船タイタニックに対する過剰な思い入れや、権力欲や金銭の問題が経営者を無謀な計画へと導いた。タイタンに関わった技術者た…

『壊れる男たち:セクハラはなぜ繰り返されるのか』金子雅臣 岩波新書 感想 労働相談に来たヤバい管理職

あらすじ・概要 セクハラによって「壊れる男たち」。セクハラをする男としない男はどう違うのか。著者は労働相談の仕事をしていたために、セクハラで訴えられた男たちを何人も見た。その醜くあさましい、実例をつづっていく。そして、セクハラをする男をめぐ…

『かもめニッキ』週末北欧部chika 講談社 感想

あらすじ・概要 著者はフィンランドで寿司職人になりたくて寿司の学校に通っている。夢を叶えるための勉強ではあるが、何度も寿司を握ったり、包丁の使い方を練習したりやることはいっぱいである。大阪のおいしいキムチの話や、友達とのプレゼントのやりとり…

『移住楽園 バグース・パラダイス』茶花ぽこ クロスカルチャーライブラリー 感想

あらすじ・概要 インドネシアで漫画の教師をやっている著者は、インドネシアの人々との文化の違いに戸惑う。呪術や幽霊を強く信じていたり、いいかげんだったり……。一方で家族愛を重んじ、助け合う文化がある。笑いを交えながらも、インドネシアで働く大変さ…

『花を育ててみたいのですが。枯らさないコツ、花屋が教えます』花福こざる 感想 ガーデニングしよう

あらすじ・概要 花屋で働いていた著者は、漫画で人々に向けて花の育て方を発信する。暑さ寒さに弱い植物や、花につく虫に触れつつ個々の花の育て方について解説。花に応じた世話の仕方で花を長く楽しめるようになる。 身近な花の育て方がわかる 花を育ててみ…

『働く!!インド人 印度定食屋繫盛記』速水りんこ 朝日新聞出版 感想 インド夫が理想の店を持つ

あらすじ・概要 著者の夫、インド人のサッシーは著者と結婚するとともに日本に移住してきた。日本での就労に苦労したり、トラブルに巻き込まれつつも、自分の店を持つまでになる。著者も将来を案じ、サッシーと喧嘩しながらも、何だかんだとサッシーが店を持…

『発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた』春野あめ バンブーコミックス 感想 人間関係の失敗を振り返る

あらすじ・概要 発達障害により人間関係に困難を抱え続けてきた著者。それは何が原因なのか、そしてどう解決していけばいいのか。自分の過去の失敗や悩みを振り返りながら、特性ゆえの行動を理解していく。そして、発達障害の人間はこれからどうすればいいの…

『中年女子、ひとりで移住してみました』鈴木みき 平凡社 感想 リアルだけど悲観的でもない田舎暮らし教本

あらすじ・概要 自然豊かな場所に移住してみたい。しかし仕事はどうなるだろうか、生活は、家事のことは? 田舎の人間関係にどう向き合えばいいのか? 著者が自分のひとり移住について振り返りつつ、これから田舎に移住したい人たちに向けてアドバイスする漫…

『ぼく、オタリーマン』よしたに 中経☆コミックス アニメや漫画が好きな働くお兄さんの日常

あらすじ・概要 オタクでリーマンな著者、よしたには、漫画で日記を描いていた。ぼっちでポップカルチャー好きなオタクである。毎日のコミュニケーションの齟齬や、働く時のとほほな感情、オタク特有の漫画やアニメとの関係などを面白おかしく描くコミックエ…

『新理系の人々』よしたに 中経☆コミックス 全3巻 感想 電子機器の扱いに著者の価値観の変遷を感じる

あらすじ・概要 著者、よしたには元SEの漫画家として生活している。理系の日常を描いたり、勤め人だった時の悩みやトラブルをおもしろおかしく描いたり。そして将棋AIや災害対策など、暮らしを支える「理系」の仕事について漫画を描く。理系の世界がわかるコ…

『理系の人々』よしたに 全6巻 中経☆コミックス 感想 エッセイから見る日本のデジタル機器の歴史

あらすじ・概要 著者はSEの仕事をしている。仕事仲間とのあれこれ、上司とのわだかまり、そして自分が出世してしまったことで生まれた部下とのやりとりなど、仕事をする上での悩みを面白おかしく紹介。スーパーサイエンススクールなどの理系ならではの取材も…

『マンガ 出張先は北朝鮮』呉英進 全2巻 作品社 隣の独裁国家に出張して洗脳された人たちの人間味を見る 

あらすじ・概要 韓国から土木作業のために北朝鮮に出張することになった著者。「将軍様」を崇拝する北朝鮮の人々はどこかおかしく、同時に人間味がある。著者は北朝鮮で起こったことを記録しておくことにした。大きな矛盾を抱えて暮らす北朝鮮住民の、リアル…

『大物女優の付き人は、ほぼ奴隷の日々でした。』僕田友・西つるみ 本当にあった笑える話 感想

あらすじ・概要 俳優の卵であった原作者は、大物女優の付き人をすることになった。いい経験になると思ったのは束の間、安月給でこき使われる仕事だということが判明した。大物女優のわがままさに振り回されたり、業界の闇を知ってしまったり、気苦労の多い生…

『90年代のゲーセンでバイトしていた話』後藤羽矢子 KDP 感想 ゲームがアナログでローカルだった時代の漫画

あらすじ・概要 著者は90年代のゲームセンターでアルバイトしていた。90年代にはスマートフォンはなくパソコンも今ほど一般的ではなく、ゲームなのに一種アナログな文化があった。バイトの立場から見たゲームセンター文化を描く。 ゲーセンがローカルだった…

『眠れぬ夜の仕事図鑑』見た 夜中のヨーロッパで働く人々を映したドキュメンタリー

あらすじ・概要 真夜中のヨーロッパ。みんなが寝静まったあとに仕事をする人たちがいる。医療従事者や介護士、警察官、ホットラインの担当者や配送業の夜勤など、さまざまな職業の人々を淡々と映し出すドキュメンタリー映画。 夜中に働く人を映す静かなドキ…

『言いにくいことが言えるようになる伝え方』平木典子 ディスカヴァー・トゥエンティワン 感想

あらすじ・概要 言いたいことを我慢して無理してしまう。あるいは他人に当たってしまってうまく話せない。やりたいと思うことができない。コミュニケーションの不和に対してアサーションという概念を使い、どう解決していくか語る本。 言いたいことを言うた…

『エンジニアのための「カジュアル面談のトリセツ」』川原英明 技術の泉シリーズ インプレス 感想

あらすじ・概要 面接より前に職場の人と求職者がカジュアルに話し合う「カジュアル面談」。比較的新しい概念であるがゆえに、カジュアル面談についての考えはさまざまである。カジュアル面談のマナーや求職者、企業側の心構えをアドバイスし、お互い建設的な…

『格安物件の大家とワケあり住人たち』たかはし志貴 本当にあった笑える話 感想 訳あり店子に振り回されたりいい話があったり

あらすじ・概要 著者の母は格安物件の大家をしている。格安物件なだけあって、訳ありな住人たちが多く、彼女は振り回されっぱなしである。住民たちとのへんてこなトラブルを主に、部屋を借りるときに気をつけたいこと、不動産を買うときに気をつけたいことな…

『エンジニアのための見積もり実践入門』親方Project 技術の泉シリーズ 感想

あらすじ・概要 人から仕事を受ける上で「どのくらいの規模の仕事なのか、予算はいくらかかるのか」考える「見積もり」。編者をはじめとして、エンジニアたちが「自分にとっての見積もり」について語る。いい見積もり、悪い見積もりを考えることによって、働…

『過労自殺 第二版』川人博 岩波新書

あらすじ・概要 働き過ぎのあまり自殺してしまう、過労自殺。過労自殺に至った人の日記や遺書を公開し、そのおぞましさを見せる。過労自殺について遺族は、企業は何をすべきか。ひとりでも過労自殺する人を減らすため、社会ができることを紹介する新書。 手…

『新刊、刷り上がりました!』藤峰式 B's-LOG COMICS 感想 印刷会社の人ありがたいけどちゃんと休んでほしい

あらすじ・概要 印刷会社に入社した青年子撫川は、そこで某有名少年漫画雑誌を担当する部署に入る。あこがれの漫画に関わる仕事に喜ぶが、そこはトラブル続きの魔窟だった。印刷会社のあるあるトラブルや印刷会社特有の文化を描きつつ、新入社員子撫川の成長…

『日本アニメ史 手塚治虫、宮崎駿、庵野秀明、新海誠の100年』津堅信之 中公新書 感想

あらすじ・概要 今や日本の大きな文化であるアニメ。戦前から現代まで、日本アニメの歴史をたどる。黎明期、プロパガンダとしてのアニメ、ファンとの関係など、アニメーションと社会の関係を紹介していく。鉄腕アトム、セーラームーンなどの有名アニメも多数…

『ちょっとのコツでうまくいく! 躁うつの波と付き合いながら働く方法』松浦秀俊

あらすじ・概要 双極症×はたらくをテーマとした「双極はたらくラボ」を運営する松浦秀俊が、当事者として自ら病気との付き合い方を紹介する。スマートウォッチなどのデジタル機器を使った病状の把握の仕方と、周囲とのコミュニケーションのことなどを具体的…

『見ることの塩 イスラエル/パレスチナ紀行』四方田犬彦 河出書房新社 上下巻  約束された土地で行われる呪い、暴力

あらすじ・概要 著者はイスラエルで日本語講師として滞在することとなる。イスラエルで働きながらも、イスラエル領内の各地を巡る。そこで目にしたのは、パレスチナ人への強い弾圧、差別、そしてイスラエルが抱える政治的矛盾だった。実際に見て、歩くことで…

『図録 知的財産法』前田建・金子敏哉・青木大也編 弘文堂

あらすじ・概要 知的財産とは何か? どんなトラブルがあるのか? 知的財産の歴史、変遷から、知的財産についてのトラブルまで、知的財産に関する情報をまとめる。知的財産はどう活用すべきなのか? そして過剰な知的財産の保護はどう止めるべきなのか? を問…

『それでも、やっぱり絵が描きたい!~なつめさんちのななころびやおき』なつめさんち マイナビ出版 感想

あらすじ・概要 子どものころから絵が好きで、絵を仕事にしたかったふたり。彼らは仕事場で出会い、やがて結婚した。漫画やネームを投稿してみたり、絵の仕事がやりたいという思いが捨てられないふたりは、クリエイターとしての生存戦略としてYouTubeを始め…

『すごいぞ!はたらく知財 14歳からの知的財産入門』 晶文社 内田朋子 萩原理史  田口壮輔  島林秀行 感想

あらすじ・概要 知的財産は日常見るコンテンツの中にどう活かされているのか。映画・ドラマ・ゲーム・伝統工芸・アートなど、その世界の第一人者の話を聞き取りながら、コンテンツと知的財産の関係について語っていく。何のために知財は守られなければならな…

『こうして知財は炎上する ビジネスに役立つ13の基礎知識』稲穂健市 NHK出版新書 感想

あらすじ・概要 著作権、商標権、意匠権、特許権。これらの権利で守られる財産を「知的財産」と呼ぶ。パクリはどこまで許されるのか。権利保持者はどこまで権利を主張できるのか、実際にあった知財トラブルを例にして、知的財産の今を語る新書。 知的財産の…