ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

現代もの

しがらみにあふれたミュージシャンたちの恋愛模様 カズオ・イシグロ『夜想曲集 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』感想

あらすじ ベネチアで有名歌手と出会ったギター奏者、整形をするサックス奏者など、さまざまなミュージシャンや音楽好きを主人公とし、内容が少しずつつながりを持っている連作短編集。

日常の中の小さな悲しみを抱えて生きていく よしながふみ『愛すべき娘たち』感想

そういえば、よしながふみの現代ものって初めて読んだ気がします。BLは読んだことないんだな~。 あらすじ 大病から生還した母は、これをきっかけに結婚すると言い出した。その相手とは、娘よりも年下の俳優で……。一組の親子を中心に、それぞれの人間関係が…

ティーンの少女との共依存関係の行方とは 唐辺葉介『電気サーカス』感想

熱烈におすすめしている人がいて気になった本です。 あらすじ テキストサイト「電気サーカス」を運営している主人公水屋口。ネットの仲間と部屋をシェアし、フリーターとして暮らす。そんな中、水屋口は真赤(仮名)という中学生に出会う。

結論が月並みでも対話していくことは重要である 海野つなみ 『逃げるは恥だが役に立つ』全巻読んだ感想

あらすじ 大学院を出ても正社員として就職できなかったみくり。派遣切りに遭って求職中のみくりに、家事代行の仕事が舞い込んでくる。雇い主平匡(ひらまさ)と良好な関係を築いたみくりは、「就職としての結婚」を提案する。

野球をあきらめられない大人の群像劇 須賀しのぶ『ゲームセットにはまだ早い』感想

なんとなく須賀しのぶが読みたい!となり、入手してきた本です。表紙、よく見るとスーツで走ってるんですね。 あらすじ 所属していた会社の野球部が廃部になり、身の振り方を考えていた高階に、クラブチームから誘いが来る。最初は乗り気ではなかったが、三…

ダメ人間だけど一部の人間にとっては強烈な魅力のある男 又吉直樹『火花』感想

ブームは過ぎ去った気がしますが、入手したので読んでみました。表紙は何の絵なんでしょうか。テーブルクロス? ただのうねうね? あらすじ 若手漫才師である「僕」は同じ漫才師の神谷に惚れこみ、師弟関係になる。神谷は笑いに対する純粋さは人一倍あったが…

貧困から出ていけることそのものが特別 『女の子ものがたり』感想

これも沢木耕太郎の『銀の街から』に載っていた作品です。 honkuimusi.hatenablog.com あらすじ スランプ中の漫画家、菜都美が過去を回想する。友達だったりさちゃんときいちゃん。しかし彼女らは、長じるにつれて恋人に搾取される。貧困がはびこる故郷で、…

風紀委員の桜間さんが記憶喪失になって帰ってきた 境田吉考『夏の終わりとリセット彼女』感想

一巻完結のライトノベルおすすめ記事で見かけた本です。 あらすじ 事故で記憶を失った桜間さんが教室に帰ってきた。桜間さんは、「僕」、峰康が彼氏だったことも忘れている。真面目な風紀委員の桜間さんは、さぼり癖のある「僕」が彼氏だったことを理解でき…

自分を無条件で受け入れてほしいという願望 『極道めし』感想

沢木耕太郎の『銀の街から』に載っていた作品です。原作は未読です。 honkuimusi.hatenablog.com あらすじ 刑務所のとある房に新しい囚人が入ってくる。そこでは「人生で一番うまいものの話をして、一番つばを飲み込ませた人が、正月のおせちのおかずを一つ…

落ちこぼれの女子高生は音楽に祝福されている 津村記久子『ミュージック・ブレス・ユー!!』感想

青春小説のおすすめとして紹介されていた本です。 あらすじ とりたてて得意なことのないアザミの、唯一の楽しみは音楽。受験前、自分が何がしたいのかわからないまま、友人のチユキとぐだぐだした日常を送る。しかしついに、進路を決めなければならなくなり……

高校球児たちの青春と葛藤 須賀しのぶ『雲は湧き光あふれて エースナンバー』感想

このブログの収益で買った本です。ポチポチありがとうございます! Kindleから購入。 あらすじ 弱小野球部に、新しい監督の先生がやってくる。野球未経験ながら真摯に取り組む先生に、野球部のメンバーも「勝ちたい」という目標を抱き始める。高校野球短編集…

完璧なドラムを叩くための狂気のレッスン 『セッション』感想

最近dtv見れてなかったな~ということでセッションを見ました。 アカデミー賞なんですよね。 あらすじ 音楽学校でドラムをしている主人公は、有名な教師のバンドにスカウトされる。しかし彼は、鬼のようなスパルタ教師だった。主人公は彼のレッスンに必死に…

仲間と一緒ならどこまでも走っていける 佐藤多佳子『一瞬の風になれ3 ドン』感想

やっと最終巻まで来ました。実感としてはそんなに長く読んでいないんですが、読む途中でだいぶ時間が空きましたからね。 あらすじ 事故で負傷してしまったサッカー選手の兄の応援を受け、新二はまた走り出すことを決める。彼は三年生になり、陸上部に新入生…

つまりジョンの嫁って最強じゃない? 『シャーロック シーズン3』感想

シャーロック追いついてしまいました。ちょっと寂しいです。シーズン4も放送予定があるらしいけど、BS入らないのでレンタルか配信を待たないと……。 あらすじ 死から帰還したシャーロック。ロンドンを離れている間に、ジョンは結婚することになっていた。シ…

ロックミュージシャン先生になる 『スクール・オブ・ロック』感想

シャーロックを全部見終わってしまうのがもったいないな、と思って間に映画を挟んでいます。 あらすじ 友人の家の一部を借りていたロックミュージシャンのデューイは、家賃を支払うため友人になりすまし、学校の先生になった。デューイはそこでロック音楽を…

ホータロー、走りながら推理する 米澤穂信『ふたりの距離の概算』感想

久しぶりの古典部シリーズです。ちんたら読んでいるけれど、間をおいても結構設定を覚えているからありがたいです。 楽天koboで買ったもの。 あらすじ 新年度になり、新入生の勧誘をしなければならなくなった古典部の面々。新入生が一人入ってくるが、マラソ…

図書館の中で起こるささやかな事件 緑川聖司『晴れた日は図書館に行こう ここから始まる物語』感想

シリーズ二巻目。この表紙かわいくて好きです。漫画絵なんだけど萌えっぽくなりすぎない塩梅が好きです。 あらすじ 読書が大好きな少女、しおり。彼女が通う図書館ではいつも不思議なことが起こります。いつの間にか置かれているドッグフードの缶、クリスマ…

巨大企業を相手に公害和解金を手に入れろ 『エリン・ブロコビッチ』感想

『SHERLOCK』の視聴をちょっとお休みして今回は映画です。 あらすじ 3人の子どものシングルマザーで無職なエリン。がけっぷちの彼女は、交通事故のとき相談した弁護士事務所に押しかけ、無理やりスタッフになります。そこで働くうちに、彼女は大企業が公害…

語り部ジョンはシャーロックの心を知っていく 『SHERLOCK シャーロック シーズン2』感想

あらすじ なんとか宿敵、モリアーティとの対決を切り抜けたシャーロック。休む間もなく、次々に依頼が舞い込んでくる。やんごとなき女性の秘密の写真や、パスカヴィルの謎の犬。シャーロックは相棒・ジョンとともに事件を解決していきます。

ユーゴスラヴィアからやってきた彼女が帰る場所は 米澤穂信『さよなら妖精』感想

久しぶりに米澤穂信を読みました。 この人の描く小説の結末はだいたい辛くなるんですけど、今回もすごくつらかったです。読み終わってしばらくゾンビのようになっていました。 あらすじ 主人公は雨宿りをしていたユーゴスラヴィア人、マーヤと出会う。友人と…

少年少女が願い事をめぐってサバイバルゲーム 穂邑正裕『ガン×スクール=パラダイス!』感想

銃の知識は皆目ないですが、「シグサウアー」が時雨沢恵一のペンネームの元ネタということだけ知っております。 ということを読みながら思い出しました。 あらすじ 文化祭前に全校生徒でサバイバルゲームを行う学校。勝利者は校則をひとつ付け足すことができ…

変わり者の探偵に対するドライな視点『SHERLOCK シャーロック シーズン1』感想

kadokawa-d.jp あらすじ 戦場から帰還した軍医ジョン・ワトソンは、偏屈な探偵シャーロック・ホームズとルームシェアをすることに。彼は警察に協力する「諮問探偵」で……。 ブログやスマートフォンを駆使する、『シャーロック・ホームズの冒険』現代リメイク…

自らの病を知らなければ前に進めない 松尾スズキ『クワイエットルームにようこそ』感想

映画は見ていたけれど、原作は読んでいなかったので手に取ってみました。 改めて読むとやっぱりやばい話だった。 あらすじ オーバードーズで精神病院の隔離病棟に運ばれた「私」。多種多様な問題を抱える女性たちとかかわりながら、なんとか早く脱出しようと…

恋愛脳の人物たちがテンポよくよその家で恋をする 『ホリデイ』感想

ホリデイ これもdtvで評価がよかったので見てみました。 普段恋愛映画を見ないので、たまに見ると不思議な感じがします。 あらすじ 休暇中に家を交換する「ホーム・エクスチェンジ」。コラムニストのアイリスと、予告編の制作会社を経営しているアマンダは自…

12歳差の恋愛とそれとすれ違った人たち 新海誠『小説 言の葉の庭』感想

雨の匂いは好きですが、出かけるのが面倒になってしまいます。 今日の本は『言の葉の庭』。ノベライズとして評判がいいので読んでみました。 あらすじ 雨の日の公園で出会う謎の女性。主人公は彼女に惹かれていきます。第三者の視点を交えながら、12歳差の…

ストーリーがダメすぎてそのほか担当の人が可愛そう 『箱入り息子の恋』感想

映画「箱入り息子の恋」予告編 www.hakoiri-movie.com 一応結末が気になって最後まで見てしまったけど、本当に見なくていい映画だと思います。はっきり言って時間の無駄。 あらすじ 彼女いない歴=年齢の主人公は、親同士のお見合いをきっかけに盲目の女性と…

三角関係への飽くなきこだわりを感じる 小西明日翔『春の呪い』感想

Twitterのお友達がおすすめしていたので読んでみました。 2巻完結という短さもよし。 あらすじ 春が死んだ。夏美は妹の婚約者、冬吾と交際を始めます。条件は「春と行った場所を巡ること」。夏美の妹への執着、冬吾の恋心と罪悪感。思いはこじれにこじれ続…

べたべたな序盤から、ドライなラストに至る 『はじまりのうた BEGIN AGAIN』感想

これもdtvで評価が高かったので見ました。 しかしdtvの星機能、コメントがつけられないので「どこがよかったのか」がさっぱりわかりません。何かしら面白いところがわかる内容だったらいいんですけど。 映画『はじまりのうた』予告編 あらすじ 会社をクビに…

冴えない数学教師の生涯をかけた献身 『容疑者Xの献身』感想

容疑者Xの献身を見ましたよ! 実写化として評判がいいので、一度見てみたかった作品です。やっぱり愛の重い男は怖いです。 あらすじ 元夫を殺してしまったシングルマザー。隣人である石神は、彼女を警察から逃れさせるために暗躍します。一方彼は、警察に捜…

存在感のない少年は革命を目指す 松村涼哉『ただ、それだけでよかったんです』感想

ずいぶん前に買ったけれど長い間積んでいました。 なんだか「読む」スイッチが入らないとなかなか読まないこともありますね。 あらすじ クラスの人気者、昌也が自殺した。彼を自殺に追い込んだのは「僕」。そして弟の死の真実を追う姉は、主人公の行動に疑問…

80分で記憶を失う博士とシングルマザーの交流 小川洋子『博士の愛した数式』感想

有名だけれど実は読んだことのなかった作品です。 これもまたベストセラーを時間をおいて読んでしまう習慣のせい。 あらすじ 家政婦として生計を立てるシングルマザーの「私」は、80分しか記憶の持たない「博士」の家へ派遣されます。子どものように偏屈で…

給食のデザートをいじめっ子から奪取せよ! アズミ『給食争奪戦』感想

小学生の頃の給食は何であんなにわくわくしたんでしょうね。 給食争奪戦 (電撃文庫) 作者: アズミ,すきま 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 発売日: 2014/06/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る あらすじ バレンタイ…

不可能という言葉をぶっつぶせ 滝川廉治『超人間・岩村』感想

不可能という言葉は好きですか? 『超人間・岩村』を読みました。これも一巻完結のライトノベルのおすすめ記事に載ってたんですよね。 超人間・岩村 (SD名作セレクション(テキスト版)) 作者: 滝川廉治 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/06/13 メデ…

俳優が再現する鬼気迫る対局 『聖の青春』感想

原作が好きだったので、『聖の青春』を見てきました。 せっかく映画になるんだから、つまらなくても面白くても課金しておこうという姿勢で。 11月19日(土)公開 映画『聖の青春』予告編 あらすじ 「怪童」と呼ばれた村山聖(むらやま・さとし)。彼は羽生善…

図書館で起こる小さな謎 緑川聖司『晴れた日は図書館へ行こう』感想

図書館に住みたいくらい図書館が好きです。 『晴れた日は図書館へ行こう』を読みました。 (P[み]4-1)晴れた日は図書館へいこう (ポプラ文庫ピュアフル) 作者: 緑川聖司 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2013/07/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (…

ピアノ曲をめぐる短編集 森絵都『アーモンド入りチョコレートのワルツ』感想

一時期ピアノに関する小説を探してたんですけど、この作品を早く読めばよかったです。 『アーモンド入りチョコレートのワルツ』を読みました。 アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫) 作者: 森絵都 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2005/06/25 …

政治家、ゴジラという災害に立ち向かう 『シン・ゴジラ』感想

混むのが嫌だから流行っている映画は落ち着いてから見てしまいます。 そんなわけで今『シンゴジラ』を見に行ってきました。 周りに一人映画館のお兄さんばっかりで逆に気楽でした。私も一人映画だから……。 『シン・ゴジラ』予告2 あらすじ 東京湾に現れた謎…

小説のようなアニメーション 『秒速5センチメートル』感想

『秒速5センチメートル』を見ました。 『君の名は』が気になっていて、ためしにこっちを見てみようかなということで見ました。 「秒速5センチメートル」予告編 HD版 (5 Centimeters per Second) あらすじ 小学生のころ、仲良しだった女の子、明里。遠野は…

一人身男の一人飯 『孤独のグルメ(ドラマ版)』感想

ドラマ版の『孤独のグルメ』を見ました。 原作はざっと読んだくらいの知識です。 孤独のグルメ DVD-BOX 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2012/05/16 メディア: DVD 購入: 8人 クリック: 406回 この商品を含むブログ (60件) を見る あらすじ 一人…

孤独な二人の絶望的な逃避行 『悪人』感想

今週のお題「映画の夏」 『悪人』を見ました。 せっかくなのでお題にも参加します。 映画 『悪人』 予告プロモーション あらすじ 九州の田舎町で祖父母の世話をしながら生活する青年、祐一。彼は出会い系サイトで出会った女性と恋に落ちます。しかし、祐一は…

平凡な主婦の堕落日記 角田光代『紙の月』感想

『紙の月』を読みました。 映画を先に見たので、映画との比較が多い感想になります。 紙の月 (ハルキ文庫) 作者: 角田光代 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2014/09/13 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (37件) を見る あらすじ 銀行で契約社員…

呪われた樹の秘密とは 『ケイゾク/特別篇 死を契約する呪いの樹』感想

『ケイゾク/特別篇 死を契約する呪いの樹』を見ました。 ケイゾク 特別編 PHANTOM ディレクターズカット.ver / 死を契約する呪いの樹 [DVD] 出版社/メーカー: TBS 発売日: 2000/09/21 メディア: DVD 購入: 1人 クリック: 23回 この商品を含むブログ (31件) …

銀行から金塊を盗み出せ 高村薫『黄金を抱いて跳べ』感想

『黄金を抱いて跳べ』を読みました。 映画化のときにお友達がはまっていたので前々から気になっていた一冊です。 黄金を抱いて翔べ (新潮文庫) 作者: 高村薫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1994/01/28 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 47回 この商品…

見習い刑事が迷宮入り事件に挑む 『ケイゾク』感想(ネタバレあり)

TVドラマの『ケイゾク』を見ました。 序盤を見て放置してましたが、改めて見ると面白かったです。 とてもネタバレなので、続きを読むからどうぞ。 ケイゾク DVDコンプリートBOX 出版社/メーカー: キングレコード 発売日: 2006/04/26 メディア: DVD 購入: 4人…

食堂に集う珍客たち 吉田篤弘『つむじ風食堂の夜』感想

『つむじ風食堂の夜』を読みました。 なんだかイメージしていた内容と違った。 つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫) 作者: 吉田篤弘 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2005/11 メディア: 文庫 購入: 9人 クリック: 55回 この商品を含むブログ (162件) を見る あ…

最強夫婦の壮大な夫婦喧嘩 『Mr.&Mrs.スミス』感想

『Mr.&Mrs.スミス』を見ました。 ずいぶん前におすすめされてたけど見てなかったものです。 映画「Mr.&Mrs.スミス」日本版劇場予告 あらすじ 倦怠期を迎えつつも、ごく普通の夫婦として過ごしていたスミス夫妻。しかし二人は別々の組織で活動する殺し屋でし…

優しい家族の愛のお話 小路幸也『東京バンドワゴン』感想

『東京バンドワゴン』を読みました。 読みたかったけれど後回しになってた一冊です。 東京バンドワゴン (1) (集英社文庫) 作者: 小路幸也 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2008/04/18 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 37回 この商品を含むブログ (108件…

優しい誰かを中心にした連作短編 水森サトリ『星のひと』感想

『星のひと』を読みました。 前に読んだ『でかい月だな』が面白かったので読んでみました。 星のひと 作者: 水森サトリ 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2008/04 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (17件) を見る あらすじ …

ピアノと自転車をめぐる連作短編 佐藤多佳子『サマータイム』再読感想

『サマータイム』を読みました。 てっきり読んでないと思って購入したら、実は大学時代に読んでいたことを思い出しました。くやしいですが、もったいない精神が発揮されたので全部読みました。 サマータイム (新潮文庫) 作者: 佐藤多佳子 出版社/メーカー: …

演奏シーンがかっこいい 中沢けい『楽隊のうさぎ』感想

『楽隊のうさぎ』を読みました。 最近吹奏楽に興味があるので選んだ一冊です。 楽隊のうさぎ (新潮文庫) 作者: 中沢けい 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2002/12/25 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 29回 この商品を含むブログ (57件) を見る あらすじ…