ブックワームのひとりごと

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AmazonPrimeで『ヘルヴァ・ボス』見た 悪趣味トンチキBLから描く罪と罰

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ヘルヴァ・ボス

あらすじ・概要

ブリッツは地獄で地上の人間を殺す殺し屋の会社を運営している。貴族の悪魔であるストラスと性的な関係を結び魔導書を借り受けて仕事をしているが、いつもトラブルばかりだ。パンセクシュアルであり過去の元カレ・元カノに嫌われているブリッツだが、それには理由があって……。

 

人間の罪と罰について考えさせられる

悪趣味トンチキ作品ですが、徐々にキャラクターの過去が明かされていくうちに人間とは⋯⋯罪とは⋯⋯という気持ちになってきました。

特に説明なく男性同士が付き合っている作品であり、異性カップルの方が少ないほど。

 

主人公の愛人で、ブリッツにガチ恋しており、放送禁止用語を連発しながら卑猥な電話をかけてくるほど。

しかし彼も権威主義的な家庭で望まぬ結婚をし、妻にモラハラを受け続ける身です。恋愛にドハマリしたのもそういう家庭環境によるものだとわかります。

かわいそう⋯⋯と思うところでは終わらず、彼自身も取り返しがつかない過ちを犯してしまいます。

過去のトラウマがあるから、家庭環境が最悪だからといって、無関係な人を傷つけてしまっていいのか? というシビアな話を描きます。

ストラスに限らず、どのキャラクターも「かわいそうだな」と「でもそれは許されないだろ」という属性を同時に持ち合わせています。

 

ケアレスミスから取り返しのつかない過ちまで、登場人物がとにかく失敗しまくる「ストレスがない作品」の真逆を行く作品です。しかしエンタメとしてきちんと面白いですし、何だかんだ登場人物に共感できてしまいます。

 

しかしトンチキバイオレンスアニメなので割としょうもない理由で人が死にます、めちゃくちゃ死にます。その部分では人を選びます。

ヘルヴァ・ボス

ヘルヴァ・ボス

  • ブランドン・ロジャース
Amazon

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