登山、子どものころは親に連れられてよく行ってたんですが、最近はとんとご無沙汰ですね。
書籍概要
「登山を始めてみたい」と思ったとき、道具は何をそろえればいいのか? 日帰りで帰る時間配分のこつは? 漫画を通して、山の始め方、そしてその面白さを紹介するコミック講座。
家にあるもので登っちゃえ
「家にあるもので登ってしまえ」という発想が意外でした。
ガチな登山ならともかく、きちんと整備された山なら普通に長袖長ズボンでいいんですよね。
もちろんカッパや登山靴などあったほうがいいものもありますが、持っているものでやりくりしていくのも趣味初期の楽しみ方ですね。
一方で、読んでいると登山用品ってすごく便利で考えられていることがわかるので、形から入りたくなってしまう人の気持ちもすごくわかります。
形から入るか、家にあるものを工夫して使って行くかは、その人しだいですね。
淡々と、「初めての人向け」を貫く
この本のいいところは、淡々としつつも初めての人にわかりやすいように描いてあるところです。
「どうすれば登山に興味を持ってもらえるだろう」ということを丁寧に考えて描かれた漫画だと思います。
経験者だからといって偉ぶったりしないし、相手の無知を責めることもありません。ストレスなく読み進められました。
おそらく女性をターゲットにして描かれた漫画だと思うんですが、アウトドアをこれから始めたい男性にも参考になる部分は多いのではないでしょうか。
登山をやる予定はないんですが、登山って素敵な趣味だなと思える本でした。
まとめ
淡々と初心者向けの情報を発信してくれたのが嬉しかったです。
登山ってどんなものだろう?と思える作品でした。知らないことに興味がわくのはいいですね。
地図を読むと、山はもっとおもしろい! コミックだからよくわかる 読図の「ど」
- 作者: 鈴木みき
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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